コミティア146に行ってきたレポ
友人にnote書いてる旨を伝えたところ「ティアの評論なり隣接ジャンル見に行けば?」と勧められたので「行くカァ…」となったのでレポ記事です。
元々、コミティアの存在は知っていて興味はあったのですが、製作者と対面するのがどうしても億劫だったり規模感がイマイチ分からなくて(コミケ程とはいかなくとも激混みは…)避けていました。
正直、好きな作家さんの多くが紙媒体オンリーでコミケではなくティアに出ていたので何時かは来なくてはならなかったので渡りに船ということで行ってきました。
カタログ購入まで
およそ開催2週間前からオタク向け書店で販売開始ということで重い腰を上げて(秋葉原の)書泉とアニメイト、メロンブックスを回ったが売り切れで、結局池袋のジュンク堂で購入しました。
母体に近いので変に他で買うよりも、ココで買うつもりで最初から動いている方が気楽だったかもしれません。
Twitterでの在庫状況更新も一番高頻度のようでしたので間違いないのかなと…
とはいえ、商業つよつよサークルに狙いがあるわけでもなければ、当日購入勢でも概ね大丈夫そうな雰囲気でした。
待機列
9:40頃現着で2度目の列移動で入場というところ、実際は開場時刻11:00より早めに第一陣が入場していたのでほぼオンタイムでした。1時間弱で入場でした。
初動でどうしても買いたかった本は手に入ったので、常識的な時間に家を出ても十分間に合いました。コミケは待機列入ったことがないので分かりませんが、ミリタリーのイベント(Vショー)に比べると楽というか平和というか…
ミリタリーはマジの1品モノとか割引額が数千~がザラなので、買う方も目が血走るってもんです…
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あとは実際に回ってみて思った事とかを項目ごとに。
元小売バイトなのでどうしても陳列とかがメインになっちゃうのでご了承下さい…
ダンボール什器が多かった
組み立て式のダンボール什器(ブックスタンド)を使っているサークルが多かった印象があります。一時のワイヤーネット派は少なくなったように思いました。
同じ機能であればアクリル製のブックスタンドが既製品でありますが、什器そのものが透けない分、こちらの方が視覚的にしっかりした印象がありました。
この数年で大手100円均一ショップがこのテの需要に応え続けてきた成果?が出てきているのかなと。
見本誌はハッキリ見本にしたほうが手に取りやすい
ブックカバーがかかっていれば概ね見本誌ということなんですが、やっぱりハッキリと「みほん」と書いてあると手に取って読みやすいですね。
可逆性がある範囲の表示だとやっぱり身構えてしまいますね…
POP貼り付けるとかマーカーで書いてしまってあると気軽なんですが、在庫を一つ消費することで財政に響くのでなんともですが。
個人的には見本誌が平置きでブックスタンドにディスプレイ用が、在庫は注文時に裏から提供が見る側としても分かりやすいし、不慮の事態で損失する在庫も減らせてお互いにハッピーなんじゃないかなと思いました。
タブレットでの見本は良否が微妙
個人的にはタブレットやポータブルモニタでの見本は「目立つけど見ずらい」という印象でした。なんだろうこの合理的なはずなんだけどUXがイマイチなちぐはぐは…
配置書いてるサークルは神
コミケみたいにでかでかと座標の表示が無かったので島を数えながら「ココのはずなんだが…」となることが多々ありました。
時々見かける配置まで書いてくれてるサークルは灯台…
目当てのサークルが〇xxyにある。という図式で探すから何処かに書いてあるとすごい助かるんだけどなー…と思うことが多々ありました。
実際にブース見て雰囲気で後ずさることが多々…
平置きのみでスマホ弄りっぱなしで…とか、サークルカットと違ったとかで後ずさってしまったのは少ないですね。あと、ちょっと違うんですが作家さんの擬人化が余りにも美化されてるとやっぱり…ネッ
TSロリ化よりはデフォルメおっさんのほうが全然好感持てたな…
分身なりアイコン絵を用意する際に看板と割り切るか、実物のイメージベースで言い逃れできる方がいいのかなとか。
意外と料理系が熱(厚)い
イラスト、漫画以外で層が厚い印象でした。見本誌を手に取ってみるとしっかり料理本になっていて、意外と体裁が整ってる率が高かったです。
しかも安易にバズ狙いでなく、あくまでテーマに沿ったニッチ狙い撃ちな内容でピンポイントな冊子が多くて驚きました。なんかこう絞り方と1冊あたりのボリュームとかが絶妙なんですよね。
手芸勢は全体的に目立つ
アクセサリーや革細工のお店、露天商の陳列をキッチリ踏襲していて視覚的に目立つブースが多かったです。どうしても陳列物そのものが立体なので、什器も大がかりになり高さが出て目立つというのもあると思います。
加えて電球色のLEDでライトアップしていたブースは特に目立っていましたね。光は遠くからでも視認できるといいますが(ミリオタ限定)、会場内でも光源があると遠くからでも目を引くので、紙媒体の展示でも応用できれば結構違ってくるのでは?
音楽系(音系)の試聴方法について
DIY系のイベント(MakerFairとか)だと適度な音出しは許容されますが、音源で勝負するサークルにとっては難しい問題だなと…
面倒ないのはタワレコ方式でプレーヤーとヘッドホンを用意することなんですがコロナ以来忌避される方法ですし、かといってQRコードで再生ページというのも回線状況の問題があるので一筋縄ではいきません。
Bluetoothという方法もありますが、いちいち切ってもらう必要があるので面倒ですね。手動で(ハード側で)ペアリングを切断できるBTモジュールがあれば、こういった用途に特化したデバイスが作れるのですが…
・・・
こんなもんですかね?
最後に色々見たり買ったりした結果、私が気が付いたのは…
イベント頒布限定且つnotコミケな女性作家さん多い!
そして…
ワイ、紙媒体で買う百合とエロほぼ女性作家さんだけだわ…
辿り着いたね、真理。
たぶん股間に響く絵柄って殆ど電子で買えるし、尊さだけで読む作品の傾向がそういうことなんだなと…
男のエロは牛丼、女のエロはコース料理ってのは事実だなと。
導線がてら最近読まれてる記事でも貼っておきます。
よかったらこちらを読んで作業動画作ってみてください。