ジコマンキング、作風統一しないってよ。

いつもジコマンキングのnoteを見てくれてありがとうございます♪え?今日は小説じゃないのかって?前はこうやって真面目な記事を書くことの方が多かったんですよ。さて、久しぶりの記事だから上手く書けるか自信ありませんが、今日は昔話を交えてお話ししたいと思います。私の作風についてです。


①ジコマンキング、作風バラバラっすよね。

一昨年の終わり頃から活動を始め、SUZURIに関しては2年目になります。去年からお付き合いある人、今年から仲良くなった人と色々いますが、恐らく私の作品を見てこう思ったのではないでしょうか。

「どうして作風がバラバラなのか。」

仲良くさせていただいているクリエイターさんは、やはりメインに添えているテーマやテイストがあります。イラストを主体にしていたり、はたまた写真をメインにしてたり。虫をメインに扱う人もいれば、猫を中心に扱う人もいる。ですが私の場合はどうでしょう。居酒屋風グラス、アメリカン風のプリンアラモード、ダークブルーの薔薇、オリジナルキャラの落書き、シンプルなお洒落Tシャツ、レジ袋いらない人向けのグッズ、山羊の軍人にVRキャラ、最近では抽象画まで。おまけに小説、コラム、アクセサリーに企画まで、なんかアホみたいでしょ。自慢になりますが、恐らくここまで手をつけている人はそういないのではないでしょうか。(もちろん、活動しつつ社会人としてちゃんと働いているよ☆)


②「たくさん作ろう!」そう考えたきっかけ。

私の記事やTwitterを前から見ている人なら知っているかもしれませんが、私はかつてベンチャー企業の臨時職員として在籍していた過去があります。本当は内定をもらっており新社会人として働くはずだったのですが、倒産が決まり就活を再開し今の警備会社に身を置いています。倒産の理由は、もう少し後に機会があったら話そうと思います。それでそのベンチャー企業で、自分の所属していた部署の仕事がない時はホビー事業の方を手伝っていました。ホビー事業部で扱っていたのはカプセルトイがメインでした。当時大流行していた鬼滅の刃をはじめ、ガンダムやキン肉マン、おにぎりや電話ボックスのトイまで色々扱ってました。当時デザイン活動で自分のスタイルを確立していなかった自分にとって、それは貴重な気づきでした。人気不人気関わらず、誰かがお金を出してそれを買っているんです。どんなものにでもお客様、消費者がいる。私はその時思いました、「ひとりでこれだけ作れればさぞ楽しいだろう。」と。そんな事は当然無理だろうと、いささか諦めていましたが、後日私は会社の倒産を言い渡されました。結局、デザイナーになれず途方に暮れていた私でしたが、どうしてもクリエイティブを諦められませんでした。そして興味本位で登録していたSUZURIを使い、本格的に活動を始めました。しかし、それこそ最初は人の反応を伺う毎日でした。これもダメ、アレもダメ、売れなかったのもそうですがデザイナーとしての自信は完全になくなっていました。そしてある日決断しました。

「出し惜しみするのをやめよう。」

SUZURIをはじめたての頃、実は活動がかなり恥ずかしかった部分があります。「本当にこんなんでいいの?」って思いながら作品を恐る恐る出す。でも、頭の中では「こういうのもありなのかなー。」「これくらいのでもいけんじゃね?」とか色々渦巻いているわけです。ですが、私が考えてもお客様が増えるわけではありませんでした。なら、作れるだけ作ってやろうと考えました。かつて、私のいた会社は多くのお客様へ商品を提供していました。それにあやかり、私も沢山の人を相手にしたくなったのです。しかし、ひとつにこだわってしまっては、それを受け入れられないお客様の居場所が減ってしまう訳です。それこそクリエイターさんの中には「〇〇好きな人が来てくれればそれでいい!」的な感じで活動している人もいる訳でしょうが、私は自分の可能性を狭めたくなかった。出し惜しみしないと決めた日から凄まじい勢いで作品を更新していきました。去年は3日に一度SUZURIを更新していたくらいです。無理だと思ってた、ひどい仕打ちを受けた日もあった、失敗した日もありました。それでも、今では小説やアクセサリーを含め多くのお客様が見に来てくれています。そして最大の事実に気づくんです。

「自分は、試行錯誤が好きなんだ。」

失敗しても、成功でも何度でも繰り返し可能性を探る。私が1番好きな事を活動を通して見つけられました。考えたら子供の時もそうでした。何かを考えるのが本当に大好きだったんです。それを吐き出す場がたまたまクリエイティブだっただけなんです。でも、そのおかげで私は周りの人たちにきっかけや感動を与えられたと思います。世間一般から見れば私なんぞ無名の作家に過ぎませんがい、いつかは数万、数十万人に対し作品を通して寄り添えたらいいと考えています。


皆んな欲しいものが違う。私はそれに応えたい。だから作風が統一される事はしばらくないと思います。





記事もデザインも作ると喉も乾くし腹も減ります。 皆様ぜひご支援よろしくお願いします!