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〈ネタバレ無し〉愛と欲の違いを理解する大事な中学性の期間『うみべの女の子』レビュー

〈磯部の下半身が好き〉

どうも!じきどらむです!

普段は映画を観ること同じように漫画をよく読むのですが、漫画って読めば読むほど好きなジャンルや作家さんが決まってきますよね。

そんな私の中にあったルールをぶっ壊してくれたのが浅野いにお先生です。等身大のリアルな少年少女を描いていて作品を好きになりました。

そんな浅野いにお先生が手がけた作品の中で『うみべの女の子』という作品があります。その作品が公開されたので渋谷に観に行きました。

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という訳で今回は繊細な気持ちになれる『うみべの女の子』の魅力をまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します!

予告はこちらです⤵︎


分かりやすいあらすじ

あの頃、その街が全てだった。


2人と欲望

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季節の風物詩も特に無いような海の近くにある田舎街で中学生の佐藤と磯部は、恋愛という一生かかっても解けない難題に悩まされていました。

田舎街特有の男女関係と地域のコミュニティの中で生きる2人にとっては、その街にあるモノや経験した出来事が全てでした。

自分が感じた欲望のまま行動して来たあの頃を懐かみながらも嫉妬するような複雑で繊細な気持ちにさせてくれます。


等身大のキャスト

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本作を映画化するにあたりやはり気になるのがキャストでしたが、そんな事を忘れるような原作のキャラクターと完璧な配役でした。

佐藤役を24歳の石川瑠華さん、磯部役を20歳の青木柚さんが演じていて、いにお先生の漫画で描かれていたキャラクターそのものでした。

個人的には桂子役の中田青渚さんが『街の上で』のイハ役とはまた違った明るいキャラクターを演じていてとても好きになりました。


すれ違った先に

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自分の気持ちに素直になれずに天邪鬼になってしまうと自分の進んで欲しい未来には進まず、悲しい結末になってしまいます。

ただ、言葉にできない本音を隠し、想いもしない気持ちを言葉にしてしまう思春期だからこそ経験できるすれ違いもあります。

知らず知らずのうちに人から傷を負ったり、人を傷つけてしまったりして本当の人付き合いを学ぶ貴重な期間をぜひ鑑賞してみてください。


まとめ

『うみべの女の子』★★★★☆

P15指定になっているので多少セックスシーンがありますが、表現の仕方が美しいので物語の世界観を壊さず描かれています。

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!


『うみべの女の子』公式サイト


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じきどらむ
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