お薬、追加しときますねー
心療内科でお薬を増やされました。
といっても「症状がヤバイので強い薬を追加します」とかではなく、「順調に良くなってるようなので、より安定した状態を目指して、別の薬も足してみましょう」という、ポジティブな薬の増え方(?)です。
今までの治療
現在、私は、不安障害という病気を患っております。
今までは、薬物治療として、抗うつ剤の「セルトラリン錠」、不安をおさえる薬の「ロフラゼプ酸エチル錠」の2種類を飲んでいました。
で、心療内科に行くたびに、
「調子はどうですか?」
「普通に生活はできてます 最近は少し遠出もできるようになってきました」
「お〜いいですね〜」
「でも調子悪いときは家から出られないです」
「あ〜なるほど〜 じゃ、いつもの薬だしときます〜」
で、診察終わり!だったんですが。
先日行った際。
「調子はどうですか?」
「いつも通りです 遠出はできるけど、調子悪いときは悪いです」
「つまり、変わってないってことですね〜」
と、症状が良くも悪くもあまり変化しないので、「今後働くことを考えているなら、もうワンステップ、調子の良い状態を目指しませんか?」と担当医に提案されました。
そこで追加されたのが、「エビリファイ錠」です。
これは、不安感、緊張感をおさえて、気分を安定させる薬だそうです。
今までの抗不安剤と何が違うのか、と聞かれると素人なのでよくわからないのですが、要するに「不安の症状がまだ時々でるなら、それも抑えられるようにしよう」+「より意欲的に活動できるようにしよう」という意味合いで処方されたようです。
”意欲的”ってなんだろう
私は、劇場版キュウレンジャーを観に行くために朝っぱらから映画館に行ったり、大好きなエンタメグループのツアーに参加したり、結構自分としては意欲的に活動しているつもりです。
まあ、予定に対して不安がないわけではないのですが、「好きなものに打ち込むときは不安よりワクワクが大きいぜ!」という感じに最近なりつつあり、そういう意味では順調に回復しているのではないかな、と思っています。
しかし、仕事に就くことに関して考えると、意欲はあまり湧いてきません。
というのも、「会社に属する」ことに関して、今は拒否感が強いからです。
(この”拒否感”に関しては、前記事で詳しく触れていますのでそちらを参照いただければと思います)
となると、主治医の言う「働くことを目指すなら、より意欲的な状態に」というのも、自分としては「そもそも”意欲的な状態”になったところで、働きたいと思えるか?」という話になってしまうんです。
もしかすると、今の私の「人とできるだけ関わりたくない」「働きたくない」という感覚は、不安障害によるところがあるのかもしれません。
ですが、正直、この気持ちが「病気」のせいか、「意志」の問題か、というのは、自分でもいまいちわからないです。
自分でもわからないのですから、他人(主治医)に判断してもらうのは、ますます難しいことでしょう。
治療の「ゴール」はどこにある?
症状が重いときは、周囲の音、目に入る文字の全てが脳みそに流れ込んで情報量の多さに頭が混乱して、気分が悪くなってしまうことがあります。
なので、まだ薬物治療は続けるべきだと、主治医には言われていますし、私もそう思います。
なので、抗不安剤を増やして、より安定した状態を目指すというのは、方針としては悪くないはず・・・とは思うんですが、これで「うおお働きてえ!!外に出てえ!!!」となるのか?というと、それはまた別問題のような気もします。
私がバリバリにスーツを着こなして、出勤!帰宅!お金をきっちり稼いで土日は趣味に没頭!みたいな状態を治療のゴールとするならば、それは多分めちゃくちゃ遠いゴール・・・というか、あまり目指したくないゴールです。
ただし、今より気軽に出かけられて、やってみたい仕事にチャレンジしようという意欲がわくようになれれば、それはとてもありがたいことです。
主治医の先生が考えているゴールと、私の考えるゴールが同じかはわかりません。ですが、今のところ私の症状に合わせて色々考えてくださってるようなので、きちんと自分の意志を伝えて相談しつつ、治療を続けていきたいです。
新薬の効き目が出るまであと数日!乞うご期待!泥水でした。
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