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寿命をあと1年だけ残して、残りの寿命を売れるのであれば、いくらで売るか

今の体の状態を維持したまま(健康な人なら健康なまま)残り1年だけ寿命を残してあとの寿命を売れるとしたらいくらで売るか?

この問いの答えは今のあなたの「生きること(もしくは死ぬこと)に対する価値」が反映するだろう。

私は現在30歳。

残り60年ほど生きるとするのであれば、59年分は売れることになる。

タイトルの質問を夫にしてみたところ、
夫の答えは「いくら積まれても残りの寿命は売れない」というものだった。

生きることに価値を感じていて、死ぬことに価値を感じていない人の答えだと思った。(それが良いか、悪いかということではなく個人の価値観の話)

私は生きることに価値はあまり感じていなくて、死ぬことに夢を抱いているので、「3000万」という答えになった。夫に伝えたら、「安い」と言われてしまった・・・。

なぜ、3000万かというと

借金2500万を一気に返して、残り500万でやりたいことをやって、1年で死ぬ。これが理想だからだ。

物心がついたときから死にたい病なので、もし、借金がなかったら、おそらく生きる価値は「3000万」よりも安くなっていたことだと思う。笑
おそらく、500万くらいか。

借金を返し終わらないと安心して死ねない・・・・という思いがあるので3000万という値になった。

仮に、私が残りの寿命をもっと高く売ろうとして、億単位で売るとしよう。

そんな大金手にしてしまったら、「この世の楽しさ」に気づいて1年後に死ぬのが嫌になるかもしれない。

だから、最低限必要な3000万という値になった。(借金返済を除いた500万があれば、1年間でしたいことは一通りできるだろう、ということで)

今、すぐに死にたいと切羽詰まっている人であれば、0円でもいいから残りの寿命を売りたいと思う。いや、お金を払ってでも良いから「死にたい」と言う人は多いと思う。

私の3000万という金額も「私が死にたすぎて涙が止まらない状況」であれば、0円という金額に変化するだろう。

人の「生きることに対する価値」「死ぬことに対する価値」は「今の時点での精神状態(幸福度)」にかなり左右されると思う。

私は死ぬことに対し、一種のファンタジー(ドリーム)を感じている。

夫は「死んだら僕に会えなくなるけど良いの?」と悲しそうな顔をしていたが、私にとったら「死んだら、もっと夫の近くにいれる」そんな気がしているので悲しくはない。

肉体がある限り、人は本当の意味で理解し合えない。

男女というだけで考え方も感じ方もすべてが違う。

同性同士でも顔や骨格、生きてきた環境、あらゆることが違いすぎて、本当の意味で理解し合うことはできないと思っている。

肉体や考え方に違いがあるからこそ、人間界では差別やいじめ、戦争などが起きる。

だからこそ、肉体ごと滅ぼしたい。

肉体がなくなれば、人と人の間の隔たりがなくなり、すべてが平等で何もかもが綺麗で平和な世界に行けると信じている。

だから、死ぬことに関しての怖さは感じていない。

なら死ねば?と思われるだろうが、死ぬ時の痛みには怖さを感じているので、実際に行動に移すのもなかなか難しいことをどうか理解してほしい。

でも、できることなら、私も夫のように「いくら積まれても、残りの寿命は売れない」そんな答えができる人生を送りたい・・・・。







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