『恋に破れた女』
恋に破れた女が夜の街へと向かう
「見る目がないバカ男!」
グラス傾けて
突きつけられた終わりに
言葉をしまいこんで
涙もこぼすことなく
ただ受け入れたわ
本当はもっともっと
しがみつきたかったのに
物分かりのいい女演じてただけ
時計の針は真夜中2時
寂しさが募る
悔しいけれど
今でもまだ消えないわ
お酒を煽る女が思い出へ旅をする
「見る目がないバカ男!」
下手な嘘ばかり
本当はもっともっと
互いにぶつかり合い
さらけ出した二人を見たかっただけ
時計の針は真夜中4時
寂しさが募る
堪えてたのに何でなのよ…涙
今なら遅くはない
ヨリを戻してあげる
こんないい女は
もう見つかることはないわ
電話してきなさいよ
ジャズが流れるこの店には
思い出が詰まり
彼の笑顔がチラリチラリ見え隠れ
店を出たのは明け方5時
寂しさが募る
悔しいけれど
今でもまだ消えないわ
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