note #11〈敬愛する あなたへ〉
昨日は創作大賞2024の中間発表を見てそれなりに落ち込んで、ドリの追加チケット取り損ねて膝から崩れ落ちた。なかなか凹むなと思っていると、私の記事を載せて下さる方がいて
「そうだ、これが生きるってこと。」
と改めて胸に刻んだ。
そんな私の胸に響いてきたのが、敬愛するキング牧師の言葉だった。
If you can't fly, then run.
If you can't run, then walk.
If you can't walk, then crawl.
But whatever you do,
you have to keep moving forward.
この言葉を初めて聞いた時から、“keep moving!”がずっと私の中を駆け巡ってる。だからなのかうつ病と言われても、どんなに明日を見失っても、前へ進み続けることができたのかもしれない。
敬愛する あなたへ
あなたの目には
私の生きる“今”が
どんな風に映っているでしょうか。
言葉では多様性だとか、法案だとか、
言われるようになったものの
多くの人の心は未だに
受け入れ態勢が整っていないように感じます。
私は勉強が大嫌いで
政治や歴史や英語なんて
特に興味がなかったけれど、
“I have a dream!”と声高らかに訴える
自らの命も顧みず
誰かの為に生きるあなたの姿に
全身が奮い立った日のことは
今でも覚えています。
あなたの言葉がどれほどの未来を照らしたか?
その照らされた未来たちが
“今”をどんな風に生きているか?
もしもあなたから見えているのなら
“今のあなた”はどう受け止めるでしょうか。
“今の私”は誰かと交流を深めながら
歩きながら
空を眺めながら
あなたの思いを探しています。
探し出せる日が来ることを、
もしも来なかったとしても
このバトンを次へ託せるように
見守っていて下さい。
最後に少し私のことを。
私にも夢があります。
あなたの言葉と巡り逢ったあの日から、
私もあなたのように
誰かの為に生きたいと思うようになりました。
あなたの夢と比べてしまうと
余りにもサイズ感が違いすぎるけれど、
この言葉に込める思いは同じだから。
I have a dream.
偏見や固定観念をすり抜けて
あなたの心のど真ん中に
私の思いが染み渡りますように。
前田じあん