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空の写真100日投稿 #5

 今朝も太陽がお隣さん家から覗くように顔を出していた。タイトルに書いた”ha ha Hi hello.”は、矢井田瞳(通称・ヤイコ)の”Hello”という曲の冒頭部分。こうして考えてみると私って本当に歌に、音楽に、助けられ支えられて与えられた命なんだと感じる。今日はこの歌を繰り返し聞きながら5日目の記事を書いていこうと思う。

 こうして言葉を綴るのが好きな私は、”考える”ということがとても好きだ。生きることや、空、曲の歌詞の意味、大好きな人たち、それから私の中の私たちについて四六時中考えていたいと思っている。だから必然的に家事・育児には全く身が入らない。旦那と娘の目にはきっとダメ人間として映っていることだろう。一応補足しておくと、娘のことはちゃんと大事だと思っているし、自分の母親のように育てたりはしてない。でも、私なりの一生懸命を娘に受け入れてもらおうとするのは自分勝手な話だな……とも思っている。

 家庭の話は置いておいて。”考える”ことが好きな私が、昨日の空の下ふと思い出したことがあった。それは大学卒業以来10数年ぶりに再会した友人との、別れた後のメールでのやり取りについてだった。
 私がエッセイを書いたことで実現した再会は、それはそれは充実した懐かしく楽しい時間だった。高校生の時に初めて出会った私たち。当時その友人は
「じあんがそんな思いを抱えていたなんて思いもしなかった。」
と、私の病気について、また当時の心境などに興味を持ってたくさん質問をしてくれた。それも嬉しかったのだけれど、友人と別れてから2日後、エッセイを読み進めているといった感想メールが届いた。そして私がこのトラウマ治療を通して自分を愛せるようになったことを伝えると、彼女の中にあった心の閊えを話してくれた。彼女はネイルが好きで、ずっとやってみたい色があったという。彼女曰く”じあんの毛先の青みたいに透き通ったクリアブルー”だそうなのだが、ある日勇気を出して塗ってみたものの、やっぱり自分には似合わない! とすぐさまティッシュで拭き取ってしまったと言うのだ。私はその気持ちがなんとなく理解できた。その理由は、私も彼女も活発に見える小麦肌だったからだ。この肌にお気に入りの色を合わせるのは至難の業だった。それ故に今までいろんな色を諦めてきた。けれど私との再会を果たした彼女が、心の変化を報告してくれたのだ。

「ありのままの自分を受け入れるじあんの生き方が素敵。ずっと似合わないって諦めてたんだけど、この色で塗ってみたくて、久しぶりに自分でネイルしてみた。」

 そんなメッセージと共に、好きな色に彩られたネイルの写真が届いた。何が嬉しいって、私の生き方に触れて自分にもスキを取り入れてみようと思ってくれたこと。そんな彼女が私には過去一番に輝いて見えた。

おまけのハロ

 そこから私は”考える”。もしかしたら自分を愛するってこういうことなのかもってことを。似合う似合わないじゃなしに、自分の素直なスキを与えてあげられること。そうしていくことで、私はもっと私を愛していけるんじゃないか!? そんなことに気づいた昨日の夜更け前。

 さぁ、今日の私は一体どんなことを“考える”? きっと明日の空の下も、それを記事にして、誰かに読んで頂ける喜びを噛み締めていることでしょう🫧

補足ついでの、夕暮れヘアー

-Special thanks-
そんな気づきを与えてくれる大切な友へ🩵

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