
空#21 / protect you.
しとしとと降りしきる雨の下、こんな日は少し我が家のことを書いてみたいと思った。
我が家の旦那は、義父の立ち上げた清掃会社を引き継ぎ、現在社長として事務作業や事務員さん・社員のサポート、更には現場作業も率先して行なう。小さな会社とは言え(だからこそなのか?)毎日忙しそうにしている。今思えばの話だけれど、娘が生まれたばかりの頃は丸1日の休みが月に4日しかなく、あの時私が原因もわからずイライラしていたのはそのせいもあったのかもしれない。
娘は病気持ちの母親の元に生まれ理不尽に怒りを向けられたり、他のお母さんと比べると私はできないことが多い為、6歳にしてはだいぶ苦労をして生きてきた方だと思う。それでも生みの親だからか最終的には私を求めてくれる娘の愛が、私を母親でいさせてくれる。

「ごぬんなさい🩵」
私はと言うと、自分のやりたいことが明確になってきてからというもの、家族の時間を過ごすのが億劫になってきていた。絵を描いたり、詩を書いたり、写真を撮ったり、空を眺めたり、、、私が私でいられる時間を確保するのはなかなか難しい。だから必死で創り出すのだけれど、自分の時間と家族の時間との切り替えが上手くいかない。自分の時間の余韻が残った状態で、幼稚園から帰ってくる娘を迎え入れて話をしたり要望を聞いたりしているうちに、私の心の中にはイライラが充満してしまうのだ。
そこでここ最近“ありのままの私”で居る為にできることは何か? を考えてみた。環境や人に左右されない“ありのままの私”になるには、私の中の私たちの働きが欠かせない。私が思いついたのが、自分時間を満喫している私の中の私たち(主に世界・たいよう)を他のメンバーで守りつつ、残りのメンバーで何とか対応していくというもの。何だそれ!? って思うかもしれないけれど、それに気づいて頭の中でイメージを湧かせて過ごしていたら、娘と楽しく過ごせる時間が増えて、娘も私を労ってくれるようになった。少し難しいことに挑戦しているからか、体には不調が表れたりするけれど、みんなが協力してくれてるのが感じられる。
私の中の世界には怪獣・なないろをはじめ、ファルコンのような龍(過去・現在・未来を行き来できる)、“なりたい自分”行きのバスがあり、外の刺激から守ってくれそうな頼り甲斐のある存在がいてくれる。今はまだどの方法がBESTなのかはわからないけれど、試行錯誤しながらみんなと見つけていける筈だ。
そんな訳で、今日のタイトルは“protect you.”。みんなで私の中の大切な気持ちを守る。今までと比べたらだいぶ負担は多くなるけど、みんな文句を言わずに協力してくれる。だから“感謝”の気持ちを大切に。忘れずに。

我が家では、私の自由時間を確保してくれたらお小遣いをあげるようにしている。おもちゃのお金で貯金箱に貯めて、欲しいものがあった時に一緒に買いに行くといった感じで継続中。今も
「お母、1時間休憩していいよ!」
と、温かいお茶と寝転ぶ用にYogiboを準備してくれた。そして休憩の合間にこうして記事を書いている。
私は“あの人”のような母親にはならない。今は自信を持ってそう言える。
「みんなが居てくれたからだよ。ありがとう。」
『お互い様でしょ?』
『まだまだ旅は続くよ。』
みんなと深く繋がる空の下。どんな天気でも、どんな気分でも、みなさんが“ありのままの自分”を見失わないよう願いを込めて。また明日の空の下で会えますように🫧