中国で家を買う・・・39
ある日、お隣の奥様が突然、ドアをノックして現れたのです、中国の玄関にはインタフォンも、呼び出しベルもありません、日本から持って来て取り付けようと妻には言ったのですが、「そんなの誰も見たことないから、取り付けてあっても使わない」と言うので諦めました。
で、ノックされたので、ドアを開けるしかなく、開けると、隣の奥さん。ナゼ隣の奥さんと判ったのかと言えば、隣のドアが開いていて、そこから出てきた感じで表れたから、おそらく僕が、この内装部屋に出勤する足音を聞きつけて、スグにやって来たのです。
妻は日本に行っていて居ません、「ハーイ、ニイハオ」それしか言葉は出てこない、お隣さん、何かを言っています、怒ってる感じではないのが救いだけど、意味不明。
「なにか、問題ですか?」いちおう英語で言って見ますが、これも通じないみたい、奥さん、一旦諦めて帰ったあと、すぐにまたノック、携帯を持って来て、「誰か中国語出来る人と話せない」まあ、そんな感じの事を言っているのだとは思うのですが、妻以外に通訳できそうな人も知らず、かといって国際電話させるのもナンダカ、と思い、出来る限りの中国語で「すいません、わかりません」というと、諦めて帰って行った。
さてさて、なんだろう、苦情があるとすれば騒音だけど、内装業者が入っていた頃はもっとスゴイ音で壁などを破壊していたので、それは無いような気がする、それでもまあ、最近少し遅くまで作業をしていたので、電気工具を使うような仕事は17時までと自分で決めて、また、日本語の音楽をたまに流していたのを、止めたりして、気を使いながらの作業になった。
いやぁ、中国語、勉強してない訳じゃない、過去には台湾で中国語学校にも通った事があった、しかし、難しすぎる発音、もう舌がついていかない。
そんな事もあったりして、終らない内装に、いつまでこんな事やってんだか、と、ちょっとイヤになってるこの頃です。
とりあえず、物置部屋の床張りが終了、それと平行してトイレの天井取り付け作業にも手を出し始めた所。
細かな手直しはまた後で・・・まあ、コツコツやればそのうち終るでしょう。
前回、材木を運んでもらうのに200元払った事を書いた、日本円にして4000円弱なんだけど、そのあとちょっと考えた。
200元でナニが食べられるか、この朝鮮族の街で有名なのは、なんと言っても{冷麺}。これが、だいたい15元で食べられる、200元あれば13杯食べられる計算、これを日本に置き換えると、やっぱり{ラーメン}だろう。
値段は難しいが、僕の好きな新宿などにある「博多天神」のとんこつラーメンは500円とお手ごろでおいしい、この500円のラーメンが13杯食べられると言う事は6500円。
まあ、単純なレート計算では価値がよく判らない。