2018延吉国際マラソン
マラソンをナマで見るのは人生2回目、1回目は6歳の時に連れられて沿道で見た「東京オリンピック」
そして2回目が「延吉国际马拉松」。
どちらも家の近所を走るので、ちょっと行っただけ、もともとスポーツにさほど興味はない。
6歳の記憶はボンヤリと沿道の熱気ぐらいしか定かではないけど、その後、母親が「お目当ての選手は行った後だった」と語った記憶が刷り込まれている。
さて「延吉国际马拉松(延吉国際マラソン)」。
先日、橋の欄干にかかった横断幕をみて、マラソンがあるのを知った。
ネットで調べると6月17日だという、ルートを見ると、今住むマンションを出てスグの道を走るという、ならば、行ってみようか、そのぐらいの気持ち。
6月17日7时40分开始至比赛结束,除持有马拉松比赛专用证件的车辆外,所有车辆禁止通行。
ここから車で20分ぐらいか、そのあたりの競技場がスタートらしい、朝7時40分から交通規制が始まるというので、まあ、8時スタートとしても(詳しい情報は判らなかった)、このあたりを通るのは8時半以降だろう。
そう考え、家を8時30分頃出る。
道まで来ると、まだ先頭も来ていないようで、のんびりムードが漂っている。
近くの銀行の行員たちが、仲間でも走るのか、旗を持って応援。顔に銀行マークのペイントして気合入ってる感じ。
8時43分、先導する白バイ、関係車両、公安の車など来て、警備の警官に少し緊張が走る、車が入らないように置いてある看板の後ろまで下がるように指示される。
ほどなく先頭集団がやってくる。
一度、観客は看板の後ろまで下げられたが、また、みんな看板の所までズリズリと来るが、警官は無言、警備もゆるい感じ。
その後、女子ランナーも来て、男女混合の大会だと始めて知る。
観客も増えてきた、旗を振ったりはないけど、子供たちは「加油!加油!」(がんばれ!がんばれ!)と声を出して応援。
先頭集団は招待選手だろうか、本気の走りを感じたけど、だんだんと市民マラソン的になってきた、チマチョゴリ着て走る人まで、そして、雨が降ってきた。
少し寒いが、走れば、そんなに寒くないか? 暑い日よりは楽かもしれない。
ここはスタートから15キロ地点だったらしい、なので、給水やバナナを配ったり、トイレも完備、なかなか中国もやる、って当たり前か?
しかし、雨はこまった。
それでもなごやかにマラソンはつづく
遠くから雨宿りしながら応援。
その後、雨は降ったり止んだり・・・
頑張る子供にハイタッチの警官。
落伍者を乗せるバスも走る。
救急車も巡回している。
段々と走者は少なくなり・・・ 歩く人が増える・・・
もう、傘を差しながら歩く・・・ 子供だから仕方ないか・・・
そして、15キロ地点を通過する競技者はいなくなったようだ。
道に出ないよう置かれた看板も畳まれて車が来た・・・
マラソンを沿道で見るのは初めてに等しい、でも、そんなに悪い大会じゃなかったと思う。
結果は *****コチラ*****
上の写真は中国国家体育局より。
優勝は2万元(約34万円)らしい。ちょっと安いけど、地方都市なので仕方ないかも、パートのおばさんの年収ぐらいはある。
来年、出たい人はゼヒ、沿道から応援します。