中国で家を買う・・・4。
少し買った家の説明をしておこうと思う。
吉林省延吉市の中心からバスで20分ほどの位置ではあるけど、小さな街なので、街外れに近い所だ、でも個人的には徒歩圏内に映画館と市場があるので満足。
敷地内には11棟のマンションがあり、新築ではあるけど3年前から売りに出されている棟と、まだ建築中の棟が混在していみたい。
マンション販売所にあった模型はこんな感じ。
文句を言えばキリが無いけど、中国ではマシなほうのマンションだと思う、ここにたどり着くまでに、さんざん色々な物件を見てきたけれど、まあ、納得できる範囲でヒドイとしか言えない。
購入したのはエレベーターの無い6階で、これはかなりキツイ、それでも6階に決めたのは6階を買うと7階がついて来るからだ・・・。
こういう建築が中国にはけっこう多い。
正確にいえば最上階なので、7階は屋根裏部屋のような感じで、天井は低かったりするのだけど、6階の面積、それ以上がロフト的な感じでついてくるのだ、それゆえ、バスルームが2つあったりする事になる。
6階が日本風に言えば2LDKの90平米ほどの面積だけど、ロフトの7階にも同じだけの面積があるので、かなり広い、夫婦ふたりには大きすぎる家だが、ロフトが魅力で購入してしまった。
上は宣伝のパンフレットにあった我が家とほぼ同じ間取りの完成見本図。
購入金額は書かないけど、6階7階を2つ買ったと思えばかなり安い。
前にも書いたけど、買う時はコンクリート打ちっぱなしの状態だったのだけど、7階を見たときピンと閃くものがあった、それは、ここを自由にレイアウトしたい・・・やってみたい内装が頭にポンと浮かんでしまった。
そこで妻と相談、6階はキミがスキにしていいから、7階は僕の自由にさせて欲しいと・・・。
もともと7階はオマケであるから、妻は問題なくOKしてくれた。
とりあえず、今色々と書いているのは6階のちゃんとした部分の事だ、7階の内装は秘かに、そして大胆に進行している。
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キッチンを購入した話は前に書いたけど、その後実際に業者の方が家を下見に来て、寸法を測り、正式な見積もりが出てきた。
採寸のとき、ジャマな所に配管パイプがあったりして、シンクの取り付けが難しくなり、3メートルで考えていた長さが4メートル近くになっていた、どんどん予算が膨らんでいく予感がする・・・と思っていたら、見積もり金額は倍近くなっていた、それでもやらない訳にはいかない。
その後、大きな買い物として、床板やキッチンの床に敷くタイル、バスルームのタイル、部屋のドア・・・窓枠の人造大理石・・・おそろしい金額が飛んでゆく。
買い物は夫婦で相談するものの、基本的には妻の趣味だ、僕は自分の7階のため、あまり口出しする事はない。
それにしても、すべて自分で決めるのはすごく疲れる、日本のように、品揃えが豊富ではないし、作りが雑だったりするなかで、なんとか納得出来るものを探すのはタイヘンだ。
#cakesコンテスト #中国 #家