首脳会談、カメラ位置の話。
安倍首相が中国に来ているというので、なんとなく朝からニュース番組を見ていたけど、習近平が何処に行った、こっちへ行った、あっちへ行った・・・そんなニュースばっかりで・・・
ずーっとテレビを見ていた訳ではないけど、安倍首相がしっかり出てきたのは19時のニュースだった。
まあ、言葉も判らないし、ボーっとテレビ画面を見ていたのだけど、なんとなく違和感を覚えたのはカメラ位置だ。
同じニュースは日本でも流れてると思うけど、会談している部屋には3台のカメラが入っているようだ。
こういう会談を真剣に見たことがないので、3台のカメラとか、そのカメラ位置などは、国際的な決まりごとがあって、まったく的外れな事を書いているのかもしれないけど・・・
自分がこの中継を仕切るディレクターになった気で思った事を書いてみる。
とりあえず、カメラは3台しかダメという前提だと。
1台目は、日本側と中国側が同じように見られる中央に
2台目は、自分の国の主席、習近平がアップで撮れる位置へ。当然このカメラは中国側全員が撮れる。
3台目は、客人である安倍首相のアップが撮れて、日本側全員が撮れる位置へ。
さて、正解は
1台目。右に中国側、左に日本側、その中央で両方が見渡せる位置。
2台目、習近平がアップで撮れる位置へ・・・
3台目、これは残念ながら、かなり横に置かれたカメラで、安倍首相の正面とはいいがたい・・・。
このカメラ位置は部屋の問題ではなく、どんな画が必要か中国人ディレクターが考えた結果のモノだと思う。
正解は1台目と2台目。安倍さんのアップは必要ないと判断されたのだろう、中国人にとっては習近平の言葉だけが正解で、どちらかと言えば、安倍さんの顔は見たくないぐらいなのかもしれない。
本当に習近平は精力的に中国国内を移動してテレビに出まくっている、選挙も無いので支持率なんて関係ないが、そうとうな支持率だと思う。
どーでもいいけど、小型で高性能のカメラもあるので、せっかくの会談なら、もっといっぱいカメラを入れたらいいと思う。
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