IMG_20191111_090151のコピー

桃子と由美と歌謡映画。

菊池桃子が結婚したことが、こんなにニュースになるなんて、まだまだ桃子ちゃんも人気があるんだなあ...... と、ぼんやり菊池桃子の事を考えてたら、80年代アイドルに思いが飛ぶ。

そもそも僕は青春歌謡映画というジャンルの映画を撮りたいと思っていた。

動機はテレビ放送で見た日活青春映画、吉永小百合の「いつでも夢を」「上を向いて歩こう」「赤い蕾と白い花(寒い朝)」など、明るく、辛く、悩んでいる青春の姿に歌謡曲が流れる。

そんな古い映画はテレビで見たけど、天地真理の「虹をわたって」「愛ってなんだろう」ぐらいからは映画館で。

歌謡映画だけではないけど、当時のアイドルは映画によく出た、浅田美代子、ピンクレディ、山口百恵、桜田淳子、森昌子、そして、少し時は流れて松田聖子、中森明菜、堀ちえみ、おニャン子クラブ、パンジー、小泉今日子、早見優...... そして菊池桃子。

年代はグチャグチャになってるし、出来不出来の巾も大きいけど、多くのアイドル映画をタップリ見た。

それで、当時僕がどんな、誰の歌謡映画を撮りたかったかと言えば「森尾由美」だ。

失礼な言い方ではあるけど、今だに消えるようで消えていない森尾由美、知らなくても当然のような、頭の片隅に、聞いた事あるな、ぐらいの存在。

アイドル当時から一軍で活躍している感はなかったのだけど、そんな感じが良かった。

そして、そんな良かった感じも3曲目ぐらいまでで、それ以降、筒美京平とか馬飼野康二、加藤和彦など、大御所に楽曲を提供してもらった途端、森尾由美の魅力はどんどん色あせてゆく。

当時、森尾由美の曲でどんな映画を撮りたかったのか、まったく記憶にないのだけど、誰かが撮っていたとしても変った面白い映画になっていたと思う。

ザ・アイドルの歌謡曲、この初期の3曲には不思議な魅力がある。

80年代、パソコンどころか、まだワープロなども持っていなかったので、手書きでいっぱい書いたシナリオはコンテスト等に送りまくって手元にない、コピーを取るお金の余裕は無かった。

それにしても菊池桃子。

まだnoteが無かった2012年、Twitterにこんな事書いていた。

Twitterから写真が流出して、桃子ちゃんから連絡が来て、会う事になって、恋に落ちて...... というシナリオには無理があり過ぎたようだ。

でもまあ、30年前、菊池桃子と同じものを見て笑ってる幸せ、奥にいるお嬢さんはまだ独身のようだから、誰か好きな人はいませんか......





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