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中国で家を買う・・・5。

キッチン、トイレ、床板、窓枠、照明器具・・・マンションの内装に必要なものも、だいたい買い揃えたところで、内装業者を探さなくてはいけなくなった。

なにしろ中国で家を買うのは始めてなので判らない事だらけ、それでも、色々と買い物しながら、情報収集をして、優先順位がわかってきて、床を張ってもらってからキッチンをセッティングするとか、壁を塗って、ドアを取り付けた後に、もう一度塗るとか・・・

内装業者は新聞広告と、管理会社の紹介とあわせ、3社を選び、それぞれ見積もりを出すようにお願いしたのだが、ちゃんと書類で見積もりを出してくれたのは1社だけで、後はドンブリ勘定って感じで、「これぐらいかかるよ」って言うだけ。もう迷う事なく、かなりドンブリ勘定より高い見積もりを出して来たけど、ちゃんと書類を書いてきたA社に決める。

日を改めてA社と契約を交わし、内装の打ち合わせ。しかし、中国の建築のいい加減さにあきれる事ばかり・・・

スイッチの位置、コンセントの位置・・・すべていい加減、コンクリートの壁を掘って、ほとんどの場所で付け替えが必要だったり、出窓的な部分の、窓枠ギリギリまでコンクリートで固められていて、そこも削る必要があったり・・もうメチャクチャと言ってイイ状態。

そんなに壁を削って大丈夫なのか、埋めた後は残らないのだろうか・・・心配は尽きないけど、始めなければ終わらない。

しかし、内装をお願いするのは6階と、7階の水回りの一部だけで7階のほとんどは自分で内装する事にしている、自分で壁を塗り、床をはり、ドアをとりつけ・・・

かなり広いので出来るか不安になる、なにしろ大工の経験は皆無で、映画やテレビなどのセットを組んだ事しかない、頭には「飛べフェニックス」という映画がよぎる、模型飛行機しか作った事のない男が、ホンモノの飛行機を飛ばそうとする話だ。

まあ6階は色々不満はあっても、ちゃんと完成するだろう、7階はどうなる事やら・・・・。

#cakesコンテスト #中国 #家

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