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中国で家を買う・・・23

内装業者社長・・・内装作業が終わりに近づいて来たのだろう、お金の話を持ち出してきた。「壁の白塗りが終ったので、残りのお金をいただきたい・・・5000元でイイ」妻に言わせると、ちょっと申し訳なさそうな感じもあったそうだ、契約書には白塗りが終ったら、残金を支払うと書いてあるらしい。

しかし・・・である、いい加減な事が多すぎるうえ、色々な順番が入れ替わったりしての白塗り終了である、当然、妻怒る・・・まだやってない事がいっぱいあるでしょ!!!

話し合いの結果、コンセントの取り付けと、LANの配線、床暖房の元栓みたいなヤツを木で囲む・・・をやってくれたら5000元払うよ、と。

(写真の両脇にあるのが床暖房の元栓みたいなヤツです)

正直な金額を書くと、内装業者とは21000元で契約した、おおよそ42万円だ、高いか安いか、よく判らないが、見積もりを取った3社のうち、いちおう見積もりを言ってきた1社も20000元で、その他、不動産屋に聞いても、まあまあ妥当な感じだった。

それで、契約時に1万4000元支払った訳だが、こんな感じならキッチリ1万元ぐらいにしておけば良かったが、我々の勉強不足と言うしかない。

で、「コンセントの取り付けと、LANの配線、床暖房の元栓を木で囲む」を早急にやって、お金が欲しかったのだろうけど、もうお金が無くて人を雇えなかったのだろう、社長がコンセントの取り付けにやってきた、誰でも出来ることで、半分以上は僕が終らせていたぐらいだ。

次にLANの配線だが、ここで問題発生、いや・・・LANの配線といえば、文字どうり、ちゃんと配線して、あとはブロバイダー契約をするだけ・・・の状態を想定していたのだけど、こちらでは、まあこちらも文字どうりではあるのだけれど、本当に線を配るというか、並べておくだけで、後は{中華電信}さんにお願いして・・・って感じ。

日本ならNTTに丸投げ・・・そう思うとアリかとも思うけど・・・そういう連絡もすべて我々がやる事になる、そして、そういう問題とは別にまた壁を掘らないといけない事に、壁塗りが終った後にである・・・

社長にずっと関わってはいられない、キッチンが出来たというので運んでもらう事に。これは運び賃も料金に含まれているみたい。

天板の大理石(人工大理石だ)だけがもう少し時間がかかるようだが、明日はこのキッチンを取り付けてもらう。

内装業者社長は「LANの配線と、床暖房の元栓みたいなヤツを木で囲むのは明日必ずやるから」と、妻から5000元受け取り帰ろうとする、本来なら壁を掘り返すので、白塗りは終っていない・・・だったら、明日は何時に来てやるんだと聞くと8時半に来るという。

そして、翌朝、社長が来たのは9時だった・・・当然怒った、社長に対して始めて怒鳴った、怒鳴ってもナンの解決にもならないし、中国で日本人が怒鳴って、いい事なんて一つも無い・・・それでも怒ってる事は判って欲しかった。

しかし、社長はポケットに手をいれたままボーっとしている、妻にそういう国民性だと、いい加減、あきらめろと言われる。

まあ、それから、考えられないような事が続出・・・

その① キッチンの取り付け・・・

なかなかキレイに出来た?と思われたが・・・キッチンの右上がちょっとおかしい。

換気扇の穴の位置を間違えて穴をあけて、タイルを切ってしまっている、どうすりゃイイのだ・・・

それ以外にも・・・

床との接地面が汚い・・・

その② 換気扇の取り付け・・・

この開いているスペースに下の写真の換気扇がスッポリと入るはずだった・・・が

換気扇をウラから見た画です。

なぜ、コンセントが外れているかと言うと、換気扇のウラの部分がコンセントを隠してしまうから・・・さらに、換気扇を取り付ける金具の位置に、コンセントを外した穴があって、固定できない・・・

よって・・・換気扇取り付け不可能・・・誰がこんな位置にコンセントをつけたのだ・・・・

その③ 床暖房の元栓かくし・・・

前にもお見せした

こんなヤツをキレイに隠してくれると言っていたのだが・・・
出来たのがコレ

まあ、説明不要だと思いますが、石膏ボードで作ったのは、まあヨシとしたと所で、切り方が汚い。間違って切って、継ぎ足してる・・・。クギの打ち方が汚い。そして、ムダに大きなスペースにはみ出し放題のクギ・・・こんなの部屋にあってうれしいか?!

初めての日曜大工か!
色々・・・すべて含めて、怒るのを通り越して絶望感が広がる・・・

どう解決すればいいのか・・・住める部屋は出来るのか?



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