笑福亭松之助さんの事。
ちょっとだけ思い出した事を書いておこうと思う。
2014年の10月に『新春ドラマスペシャル「花のれん」の事。』と言うnoteを書いた。これから書こうとする事が書いていないか、ざっと読み返してみた、3時間ドラマを10日で撮ったようだ、この前書いていた撮影日数41日の「北の国から」とは大違い。
それはともかく・・・
「花のれん」は吉本興業の創業者の話で寄席の話だ。詳しくは上記のnoteを読んでいただくとして、
笑福亭松之助さんの事。
笑福亭松之助さんは桂三木助役で出演されていた、僕は助監督をしながらエキストラをしていた、決して出たがりではないのだけど、芝居をつけて出来なかったり、タイミングが悪いとイライラする。
大山勝美監督の許可を得た上で、明治・大正時代の話なので和服を衣裳さんに着せていただき、笑福亭松之助さん演じる桂三木助さんの弟子の役(役というほどでもないエキストラだが)を得た。
しかし、まあ、落語界しきたりが厳しい、弟子は師匠より先に立たないとか(昔の事なのでほとんど忘れたけど)、そんなしきたりとか、和服での所作とか、撮影の合間合間に教えていただいた。
本当の弟子なら、師匠から直接教えてもらう事などないだろうと思う。背中を見て覚えろという世界だろうし、良くて兄弟子などから教えてもらうような事を直接だ。
そんなやさしい師匠であった。
残念、と言うほどではないけど、番組に僕はほとんど写っていない。
ともかく、そんな事もあって笑福亭松之助さんをテレビなどで見ると、自分の師匠が出ている気になっていた。
そんな師匠にも、ついに順番が回ってきたようだ。
松之助さんは、明石家さんまさんの師匠でもある。
という事はさんまは兄弟子になるって事か・・・
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