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鶏と卵

海外に住む場合、その地域の大使館やら領事館に、在住届けを出す事になっている。

中国の延吉の場合は、瀋陽にある「在瀋陽日本国総領事館」という所に届けを出す、申請すればメールマガジンが来る。

今回、来たメールは「鳥インフルエンザAのヒト感染例情報」という件名がついていた。

少し引用すると。

●中国国内では、鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例が減少傾向にありますが、引き続き感染者が報告されています。
●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避けるなど、予防に心がけてください。 

生きた鳥を扱う市場・・・、とあるけど、瀋陽のような都会は知らないけど、延吉のような田舎は、どこにでも鶏がいる、マンションのベランダで飼ってる人もいるようで、ウチのマンションでも、鳴き声の騒音が問題になっている。

しかし、田舎から出て来た人たちにとっては、鶏を飼うなんて当たり前の事なのだろう。

本当に鶏はあちこちにいて、避けるのは不可能だ、鳥インフルエンザAを怖がっていたら街を歩けない。

EUとかで問題になっている毒タマゴも、ちゃんと管理されているからこそ、エサにナニかが混じっているのがわかるけど、中国ではどういう流通経路で店に来ているのかさえ不明、エサどころではなく、タマゴが腐ってないか、どれだけ古いかさえ不明なのだ。

タマゴ料理を作ろうとボールにタマゴを5つ割るとする、日本なら、ポン・ポン・ポンと順番に割っていけばいい。

中国ではこれは出来ない、もしかして5つ目のタマゴが腐っていたら、前に割っていた4つのタマゴまで、5つ目の腐ったタマゴの臭い汁まみれになって食べられなくなる。

だから1つづつお茶碗に割ってからボールに入れなければ困った事になりかねない。

中国で生活するのも、たいへんなのだ・・・。



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