中国で家を買う・・・11
タイル貼りも終わり、次の工程までに終っていなくてはいけないのが電気の配線工事とLANの配線なんかが、まだ終わってない。
家に行ってみると、入り口になにやら壁材のようなものが置いてある、このマンションで、内装工事をやっているのは家だけなので、家で使うのは明らか、置きっ放しで大丈夫かと見ていると、3人の人足が運んでいる最中だった、25キロ入りの袋や20リットルは入っているペイント缶をさすがにハアハア言いながら肩に担いで運んでいた。
リビングと、あと2部屋分の材料だ、これらすべて、内装業者が手配して、実際の作業をするのは下請けの人たち、だんだんとやり方が判ってきた、職人は材料は持たないのだ、タイルはタイル屋さんで買い、貼ってもらうのはタイル貼り屋さん。
壁も、壁材屋さんで材料を買い、壁塗り屋さんは塗るだけ・・・。
次の工程の打ち合わせに内装業者の社長に連絡すると、午後1時に会おうという事になり・・・実際に会ったのは3時近く・・・中国では時間を正確に守らないのは当たり前だから、と妻に言われて、大人しく待つ。
社長が来て、終わったタイル貼りに満足そうだったので、細かい事は言わない事にした、目地がずれてるなんて、おそらくどうでもイイ事だろう。
話の中で、重大な事が判ってきた、床板は我々が床板屋さんで選んだもので、それは、そこの床板屋さんが貼ってくれるのだが、貼ってくれるだけで、水平はとってくれないそうだ、打ちっぱなしのコンクリの上にただ床板を並べるだけ・・・実は中国人はさほど水平に拘らず、そのまま床板を貼る人が多いらしい。
いやいや・・・斜めの床の家に住めないでしょ・・・わずかな傾きであったとしても・・・それで、水平を取ってくれる{水平屋さん}がいるらしいので、さっそく連絡先を聞く、壁を塗った後の作業なので、まだ先ではあるけど、知らなければ、そのまま床板を貼られていた所だ。
また計算にない余計な出費だ、胃が痛くなる。
出窓と言うほどでは無いけど、窓の枠に大理石(人工だけど)を貼るのが、だいたいのこちらのキマリらしい、なんでも窓際は寒く、外と内の気温差が激しいので、カビるらしい、それを防止するというか、隠すために大理石を貼るらしい・・・まあ、窓自体がそういう作りになっているので、大理石を注文する事にする(結構高い)。
そこで問題・・・大理石は大理石屋さんが貼ってくれるけど、それを貼る、セメントと砂は、こちらで用意する必要があるという・・・なんだよ、もう!!
また計算にない余計な出費だ、もっと胃が痛くなる。
#cakesコンテスト #中国 #家