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中国で家を買う・・・13

壁塗りがつづく、壁だけでなく天井も塗るので結構な面積だと思う、雑な塗り方を見ているとイライラしてしまうが、感じよい夫婦が無言で仕事している姿に何も言えなくなる。

イヤな態度でタバコを吸いながらだったりすればケチもつけやすいのだが、ちゃんとマジメに仕事をしていて、技術が備わっていない・・・

7階の内装に古いドアや窓枠を使う事にして、以前、近所の廃屋の持ち主から許可を得て、ドア3枚、窓4枚をいただいてきた。

少し前の話になるが、ドアの枚数がそれだけでは足りないので、ドアをはずして持って来れるような家を探して歩いていた。

上の写真のような、古い中国らしい街並みが残った村の裏側には、もう住まれなくなった家々があったりする。

どこかで、いただいてもイイようなドアなど無いかと物色していると、廃材を扱うお店の中に{中古ドア屋さん}を見つけた。

扱っているドアは比較的新しいものが多かったけど、中には望んでいる古さのものもあった。

こんな古いドアは今時誰も欲しがらないので、薪にしちゃうと言っている、事実、こんな古いドアはすごくヒドイ扱いを受けている。

こんな感じでサクがわりで使われてるのだ・・・で、ドア屋さんのおじさんに、

こんなドアがもっと欲しいとお願いしてみたら、「探しとくから2週間後ぐらいに来て・・・」という、ありがたいお言葉・・・。

そして・・・2週間がたった訳で、楽しみにして行って見ると・・・、一枚あったドアは捨てられていて、「近所にもう一軒、ドア屋があるから行ってみて」と言われる始末・・・なんだか・・・、怒って仕方ない・・・これが中国だ。

気持ちを切り替え、そのドア屋に行ってみると・・・

ゴミのように古いドアが山積み・・・全部ひっくり返せば、イイものも出てくる可能性はあるけど、ちょっと高い金額を吹っかけてきたのでパス。

もう少し探して、どうしても無ければ戻ってくる事にする。

妻と二人、自転車に二人乗りして、うろうろしていると、解体業者風の建物の庭先に古いドアを発見・・・交渉して、見せてもらう・・・ヘンな日本人が、ヘンのもの欲しがってる・・・作業の手を止めて、かなりの人数の視線を感じながらドアをチェック。

ひとつだけマトモなドアがあったので、それを買うことにして、他にも探してもらう約束を取り付ける・・・

今度はどうなるだろう・・・・

家の作業の進展はナシ・・・


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