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中国で家を買う・・・36

コンクリート打ちっぱなしの部屋を自分で内装する日々。

プロに頼めば1ヶ月ちょっとで終ってるはずなのに、もう4ヶ月が経とうとしている、妻ももう嫌気がさして、プロに頼もうかと言ってくるが、妻だってこの国にプロがいない事は判ってる。

床の水平ひとつ取れないのだ、だから一人でコツコツと床の水平を取ったり、壁を作ったりの毎日、妻も壁の白塗りをしている、

なぜ作業が進まないかと言うと作業時間が少ないから、日本なら、まあ朝10時から、夜10時ぐらいまで、自分の事なので普通に作業をしていると思うけど、ここでは終電ならぬ終バスが早いから。

バスに時刻表など無い、ただ、最終バス6時10分と書かれているだけで、この時間はおそらく始点を出発する時間で、自分が乗るバス停に来る時間は、おそらく5時30分ぐらいだろうと想像して、夕方5時には遅くとも作業を終らせている。

家まで歩けば40分ほど、もちろん歩けない距離ではないが、40分中10分は街灯もなく、真っ暗な凍った雪の坂道だ、雪さえ無ければ自転車に乗るのだが、この季節はちょっと無理なので、バスのある時間内だけ働いている、まあ悪くないけど、作業は進まない。


2月8日は中国の正月で、休日入るのは判っていたので、それまでに材木の補充をしておこうと、2月3日に材木を買いに行ったのだが、危機一髪・・・という程でも無いけど、材木屋さん、この日、仕事納めで、午後からは店を閉めるという・・・

そんな状況なので、あまり仕事熱心でもない従業員にあれこれ聞いて、材木を購入、それを運ぶトラックの手配、材木を切断してもらう木工所の手配などして、(全部妻が・・・)内装しているマンションへ先回りして、材木を待ち構える。

トラック運転手はただ材木を運ぶだけで、降ろすのは手伝わない、まあこんな事には慣れたので驚かないけど、運送料50元で話はついていたはずなのに、僕が日本人と判ると70元と吹っ掛けてきた、それは妻の想像ではあるけど、そういう事が多いのは事実で、買い物に行くと妻は店内でしゃべるなという、値段を聞く前に日本人とわかると、特別価格を出してくる場合がある・・・

材木に話を戻すと、今回もまた、6階まで自分たちで運ぶ事にした、節約だけど、結果的には夫婦で40往復、かなりの運動量だ。

降ろした材木の写真、こちらの材木、角材は長さ4メートルが基本で、板は1200×2400の大きさ、これでは階段が上がらないので角材は3メートルで切ってもらい、板は縦半分に・・・

すっかり暗くなる頃に部屋に入れ、反らないように数本ずつ縛ったりして作業終了。

さすがに春節前後はお休みしたけど、すぐに内装再開。

とりあえずトイレ前の壁を板張りにしました。

そして、僕の部屋になる予定の床貼り準備・・・

とにかく、床の完全水平をめざして少しづつ作業、しかし、自分でもちょっとウンザリしています。

まあ春までには終らせたい・・・なあ。




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