見出し画像

ギフト

中国のスーパーに買い物に行く。

いつも、ほとんど無言で会計を済ませるけど、たまに言われるのは「レジ袋は要りますか?」「小銭ないですか」ぐらいなので、その時の対処法は以前書いた。

それ以上なにか言われたり、商品を見ていると商品説明にくるオバちゃんがいた場合は「i can't speak chinese」で、終る。

中国でも高校までは英語の授業があるらしいので、日本語よりは通じる可能性があるので言っているだけだ。

これで4年間やってきた、もっとも「i can't speak chinese」と言う事も年に数回あるぐらいで、使用頻度は高くない。

それが、

この4年間ではじめて「i can't speak chinese」と言ったら英語でかえされた、大学生ぐらいのお姉さんだ。

困った。決して英語が出来るから「i can't speak chinese」と言った訳じゃないんです、という英語さえ言えない。

仕方なく耳を傾けると、レジのモニターがあって、その合計金額を指差し、「あなたは67元買い物をしたけど、68元以上買うとギフトがあるよ」という。

68とは、どういう意味がある数字なのか分からないけど・・・

オーケー アンダスタンド。ジャストア ミニッツ。

レジの近くにあったコーラを1本持ってくる。

お姉さんニコニコと会計。

そして、レシートを持って「付いて来て」とギフトをくれるカウンターまで案内してくれた。

荷物を預けるカウンターで、上の写真の「汤圆」と言う、茹でて食べるゴマ餡の団子をいただく。

案内の途中「中国人?」と聞かれる、中国語喋れない中国人いるのか?と思いながら「日本人」と答える。

会話が途切れる・・・

中国語、せめて英語がもう少し話せたら出会いのチャンスだったのに!

という経験、人生で3回ほどした。

日本人でもウマク喋れないのに外国人なんて、とは思うけど、長いあいだ映画を見て暮らしているので、{映画みたい}な事にあこがれがある。

いったいいくつになったんだ! とは思う。

でもまだ自分にとっては今が一番若いのだから、また少し勉強したくなった。

4回目のために。

まあ、こういう人間が国際ロマンス詐欺に引っかかる訳だ(お金があればね)。



いいなと思ったら応援しよう!