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褒められ、はしゃいで、パニクる

ツイッターでの話になります。詳しくは書けないんですが、最近フォロワーさんから「NGさんのこれこれこういう所が良いですね」といった感じのリプを頂きまして。

たまに他人から褒められたりすると挙動不審になります。

お褒めの言葉を頂いたその瞬間はとても嬉しい。でも感情は混乱してる。

ネット上で普段会わないし、滅多に会話しないし尊敬の念も感じてる人だったこともあり、「こんなにお褒め頂けて光栄です。泣いて喜びます」みたいな普段の自分としては大仰な表現になってしまいました。

嬉しくてつい多弁になる。聞かれてもいない(これこれこういう部分に拘りがありましてー、みたいな)ことを長文で説明してしまう。

ふと、ほとぼり冷めて後で自分の発言を見返してみると、「なんか自分めちゃくちゃはしゃいでて恥ずかしいな」という感情が芽生えます。


現実の私は、はしゃげないんですよね。学生時代からいつも目立ちたくなくて、隠れるように過ごしてきた。いつの間にか、感情は「隠すもの」みたいな価値観が形成されてしまった気がするのです。

中高生辺りで育まれた劣等感、自己肯定感の低さ。他人と比べて自分は、無能で、怠け者で、心が狭くて、幼稚で、視野が狭く、醜いと、ネガティブなセルフイメージを勝手に創出した私のフラストレーションが、ネット上ではある種解き放たれたかのように爆発するのかもしれません。

だから人から褒められると、本当に頭の中は混乱している。

褒められて素直に気持ちいい、嬉しい、って感情と、自分は褒められるに値しない人物だからそんなに褒めないでくれって気持ちが交錯しちゃう。

混乱した結果、妙にはしゃいだ感が出る感じに…?

自分を罵倒しすぎて、承認欲求が強まっちゃってるんじゃろうか…。


なんならもう、承認欲求に染まりたいとすら思います。謙虚に生き過ぎて、訳わからなくなるくらいなら、調子に乗っちゃったほうが精神衛生上は絶対に良いと思う。

褒められ上手になりたいです。人目や歪んだ自分の内面をはばからず、調子に乗って舞い上がりたい。

それには自信をつけなきゃいけないし、成功体験も沢山生まなきゃならない。やっぱり私は、経験不足だ。

自分が歪んでちゃ、他人もきっと素直に見れない。それは良くない。

褒められて素直に「ありがとうございます!」と喜びを表現できる、そんなスカっとした余裕のある30代に私はなります。なったる!

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