大学生向け有機合成入門|Scifinderで合成ルートを調べてみよう
はじめに
大学の有機化学の講義を受けて、「自分で合成できるようになりたい!」と思った人もいるのでは? でも、いざ合成経路を考えようとすると、「どこから手をつけたらいいの?」と迷うことも多いはず。
そこで今回は、初心者が有機合成を始めるための第一歩として Scifinder の使い方を紹介します。これが使えれば、合成ルートを自分で調べられるようになりますよ!
① まずはScifinderで検索してみる
有機合成を考えるとき、まずは 「目的の化合物がすでに合成されているか?」 をチェックするのが基本です。
Scifinderにログインしたら、構造検索 で 「目的の化合物の構造を描く」 ことからスタート!
🔹 検索のコツ
・完全一致の構造で出てこない場合は、少しずつ変えてみる
・アルキル鎖を増やす・減らす
・官能基を付け加える・除くなどなど
・既存の論文や特許情報を見て、類似化合物を探す
② 合成経路を探してみる
目的の化合物が見つかったら、次にやるべきことは 「どのように合成されているか?」 をチェックすること。
Scifinderには、過去の論文や特許から合成ルートが載っているので、それを参考にします。
🔹 ポイント
・気に入った合成経路があれば、まずは 論文を読む
・反応条件(試薬・触媒・温度など)をしっかり確認
・使いやすそうなルートをいくつかピックアップして、比較する
最初は片っ端から試してみるのが大事!
自分に合った方法が見つかるまで、いろいろな合成経路を見比べましょう。
③ まとめ
✅ Scifinderで 目的の化合物を検索する
✅ 類似化合物を探して、合成のヒントを得る
✅ 合成ルートをいくつか試し、自分に合ったものを見つける
元々化学系でなかったため、とても苦しみました。
ひとまず、常温反応や、試薬が少ないものがいいという印象です。
肉体労働が多いので、無理せず少しずつ、、、