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618に急げ!中古市場の需要上昇に伴いTmall国際が日本の中古ブランドショップを積極誘致


日本のオンライン中古ブランド店RECLOはこのほど、数ヶ月前にTmall国際海外旗艦店をオープンすると発表。
618祭りのために1万種類以上の中古カバンやアクセサリーなどの商品を用意している。消費者はTmall国際で希少でエッジの利いた中古ブランド品の多く購入することができる。

RECLOのほか、30年近くの歴史を持つ中古買取販売BRAND OFF(コメ兵が買収済み)、日本のオンライン中古中古ブランドBrandearも来週、Tmall国際に正式にショップを構え、天猫618消費シーズンに参入する。

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「私たちは、日本で中古店をぶらぶらしたり、ヨーロッパでフリーマーケットをぶらぶらしたりすることが、ますます多くの外国人観光客の新たな目的地になっていることを発見した。
日本の東京や大阪の人気中古店の入り口では、消費者が列をなして店に入ることさえある。消費の需要は絶えず増加しており、私たちはこれらの店の誘致を加速していく」

天猫国際ファッション業界の董文総経理は上記のように述べた。

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「中国中古ブランド品市場発展研究報告2020」によると、中国の中古ぜいたく品市場規模が業界全体の市場規模に占める割合はわずか5%で、先進国の20%ないし30%に比べてそれほど高くないが、発展の潜在力は大きい

「過去数年間、我々は国内中古市場に供給し続けており、需要量が毎年大幅に増加していることがわかった。」

RECLO中国区の徐宏総裁は、

「中国消費者の中古ブランド品に対する認知と需要はますます旺盛になっており、クロスボーダー市場のチャンスも非常に大きい。Tmall国際に出店することで、RECLOは販路を開拓すると同時に、ブランドの中国での認知度と信頼度を急速に高めたい」

と明らかに感じている。

また、天猫618の消費者ニーズをよりよく満たすために、日本中古ブランドRECLOは前期のTmall国際店舗の運営状况に基づいて、国内消費ニーズを分析し、中国市場に向けて商品を調達。
Brandearも618に向けて在庫を増やし、コストパフォーマンスが高く、品質の良い中古ブランド品を優先的に中国の消費者に提供している。

Tmall国際もプラットフォーム中古店ブランドと提携し、中国検験認証集団CCICと提携し、各商品のトレーサビリティを行い、純正品と品質を保障する。
今後、Tmall国際は日本と欧米市場の中古ブランドショップをより多く誘致し、国内輸入消費の新たな需要をよりよく満たす計画だ。

終わりに

吉川真人と申します。10年前に北京に留学した際に中国でいつか事業をしてやる!と心に決め、現在は中国のシリコンバレーと呼ばれる深センで中古ブランド品流通のデジタル化事業を中国人のパートナーたちと経営しています。正に本文の分野の最前線にいます。
深センは良くも悪くも仕事以外にやることが特にない大都市なので、時間を見つけては中国のテックニュースや最新の現地の事件を調べてはTwitterやnoteで配信しています。日本にあまり出回らない内容を配信しているので、ぜひnoteのマガジンの登録やTwitterのフォローをお願いします。
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