例え親子関係が上手くいってなくても、案外それは特別な事ではないのかもしれない。

古来より、父母が働き祖父母が孫を育てるケースは多く存在しているし、戦国大名も父を殺すケースは多いが祖父を殺すケースは少ない。親が働きながら直接子供の面倒を見る関係性は、ごく近代からの話だと思うから。

「判断に迷った時の基準の一つに『その振る舞いが美しいか否か』を加える」

例えば「怒りを表に出してはいけない」
頭で理解しても出来ない時もあるかもしれない。

「そうは言っても・・」
そんな時「美意識」を基準にすると妙に明確になる事もある。

『安全と安心を同時に議論すると、場は混乱する』

なぜなら「安全」は論理であり数値化出来る。一方「安心」は感情で、好き嫌いや心地の良し悪しなど、言語化や説明がつかない物も含む。だから議論するなら安心と安全は個別に話し合うべき。ベクトルが全く異なるので同時に扱えば当然、場は混乱する

親になるのに資格は要らない。だからこそ、しばしば過ちが起こる。だから多少の過ちを当然あるものという前提の元、子育ては包括的に行われることが大切。だから周囲に助けを求める事は恥ずかしい事ではない。むしろ堂々と声を上げて欲しい。声がないと、助けたくてもなかなか気づいてあげられないから