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たった10円!インド洋を走るスリランカローカル列車

アユボワン🙏(シンハラ語でこんにちは)
趣味が海外旅行の社会人です。

2023年のゴールデンウィークにスリランカのコロンボへひとり旅。
その時に乗ったローカル列車の雰囲気がスリランカでの1番の思い出になった。
今回はスリランカ旅で感動したスリランカ鉄道の様子を紹介します。

ここでは「鉄道」と呼んでいるが、いわゆるローカル列車
なんと車窓から開放的にインド洋を眺める鉄道旅を楽しめるのだ!
しかもたった10円で!!!(2023年)


インド洋沿いを走るローカル列車

スリランカ鉄道には、ターミナルステーションのFORT駅(フォート駅/日本で言う東京駅)に向かう途中に、インド洋沿いを走る海岸線がある。

インド洋の海岸線
海と線路がすぐ隣り合っている。

そしてインド洋と線路の距離は、わずか1メートル!

車両からの写真
インド洋と線路の距離が近すぎる!何の隔たりもない。
扉なしの全開放型車両
車両の様子も時代がタイムスリップしたかのような味わい深い雰囲気を醸し出している。
(車両によって扉もあるが、個人的には扉なしの方が旅情があって好き)

「ローカルすぎて実際に乗れるか不安!」
と思われた方。
大丈夫です!
最初は僕も本当に乗れるのか不安だった。
間違えて特急列車に乗って、コロンボから遠く離れた地に行ってしまわないか…など不安は尽きない。

しかし、コロンボ旅の初っ端でいきなり列車に乗ってみたが、とってもシンプルで簡単だった。
興味を持っていただいた方のために、実際に僕が利用した方法をご紹介。
コロンボに行く機会があったら、是非お楽しみいただきたい。


おすすめルート

個人的には海岸線沿いの駅から北上してコロンボフォート駅に向かうルートがおすすめ。

その理由は、
①フォート駅から切符を買う場合、切符売り場が多すぎてどこで買えば良いのか分からないこと。(郊外行きのチケットと普通列車のチケットの購入場所が異なるらしい) ※あくまで伝聞
そして切符売り場は大行列だったり、面倒な客引きにつかまったりする場合もある。
②フォート駅はターミナルが多く、初めて乗るには心細いかもしれないこと。

それよりも海岸線沿いを走る駅からコロンボフォート駅まで向かった方がチケットも買いやすく、ホームも一個しかないため、列車の方向を間違えなければ問題ない。

僕はあまりにも楽しくて旅の始めと締めくくりに合計2回乗った。
1回目はKollipitiya駅(コルピティヤ駅)から、
2回目はBambalapitiya駅(バンバラピティヤ駅)からそれぞれフォート駅方面に向かった。

右側の赤い柵の先はKollupitiya駅

この海岸線沿いは、観光客にも人気のホテルが軒を連ねる。
僕が宿泊した日系のグランベルホテルは、Kollupitiya駅の目の前。

グランベルホテル 2022年オープン
目の前はインド洋
このクラスで1泊7,000〜8,000円!!!

チケット購入から乗車まで
Kollupitiya〜Fort

それでは実際に僕が初めて利用したKollupitiya駅〜フォート駅までの様子をご紹介。

乗車地点はインド洋沿いをひたすら走る海岸線
宿泊先目の前のKollupitiya駅からスタート。
ターミナル駅のコロンボフォート駅まで向かう

①Googleマップで行き先を確認

Kollupitiya駅をタップすると時刻表が出てくる。
11分後にくるMaradana行きをタップすると
コロンボ最大駅のFort駅に向かうことを確認!
フォート駅までは10分。この列車に乗ろう!!!

②駅へ向かう

トタン屋根のシンプルな駅舎 @Kollupitiya駅
ローカル感満載のチケット売り場
目的地のFort stationと伝えればOK!
これがスリランカ鉄道のチケット!
中心地のコロンボフォート駅まで20スリランカルピー(約10円)!!!(2023年)
味のある駅舎
右手に見えるのがインド洋。テトラポットがあるのみ。
海釣りしている人もちらほら。
コルピティヤ駅/シンハラ文字(上)が可愛い

③目的地までの方向を確認して乗車
ちなみに駅舎には電光掲示板や時刻表はない。
列車にも行き先が表示されていない!
とりあえず、左手にインド洋を走る列車に乗ればフォート駅に到着するはず!

スリランカ鉄道が到着!いざ乗車!
車内もレトロで落ち着く。
乗車したのは朝9時半頃。人も少なくて最高!
ドアがない分開放的!旅情感満載!
車両から見るインド洋は絶景!
10分間のローカル列車旅が終了
無事フォート駅に到着!
フォート駅はターミナル駅
ここから第二都市のキャンディなどにも行けるようだ
フォート駅外観

インド洋沿いを走るスリランカ鉄道の旅最高だった!
朝の時間だったからか乗客も少なかったし、外国人は僕一人だけだった。
アウェーでドキドキしたけど、ローカル感満載でスリランカの人々の生活に少し溶け込めたようで嬉しかった。

そして、スリランカ鉄道乗車デビューとインド洋沿いを走る様子に一人興奮していたら、周りの乗客の方が、僕が楽しめるように場所を譲ってくれた。
スリランカの方々の気遣いに感謝。

フォート駅の目の前は、ペタ地区といって市場やマーケットが並ぶコロンボで最も活気のあるエリア。
ムスリムモスクやヒンドゥー教寺院もあり、地元の人に混じりながら歩くだけでも十分楽しい。

ペタ地区

Bambalapitiya〜Kollupitiya

続いてスリランカ旅の最終日にローカル鉄道旅を"おかわり"した様子をご紹介。
Bambalapitiya〜Kollupitiya間の一駅区間を乗車。
ちなみにフォート駅まで向かうのであれば、初めに紹介したKollupitiyaより、Bambalapitiyaから乗った方が、インド洋沿いの風景を楽しめる時間が長い。

Bambalapitiya駅の歩道橋 少し心細い笑
ローカルなチケット売り場
Bambalapitiya〜Kollupitiya間も20スリランカルピー
もしかしたら一律10円?
味がありすぎる時刻表。手書きなのがまたいいね!
何の障害もないのどかな海岸線
さっきまでスコールで大荒れだったけど晴れてよかった!
スリランカ鉄道到着!
夕方ごろに乗ったら結構満員だった。
中国人観光客もいて観光化されたような気分で、ローカル感が半減😅

以上、旅情感たっぷりのインド洋沿いを走るスリランカ鉄道の紹介でした。

本日もご覧いただきありがとうございました!
イステューティー🙏(シンハラ語でありがとう)

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