DAY①ビックリするほど安全・快適だったインドひとり旅
ナマステ🙏
2023年〜2024年の年末年始に、はじめてインドにひとり旅してきた。
6泊7日でデリー・バラナシ・アグラの3都市を周遊。
これまで海外ひとり旅の経験は何度もあったが、インドは怖すぎてビビっていた。
旅行者のブログや動画を見ているだけで、エネルギーを奪われ、勝手に疲労困憊…。
しかし、世界遺産のタージマハルは人生で一度は訪れてみたかったし、活気と混沌が入り混じったインド社会を一度は体感してみたかった。
様々な情報に触れては、
「行きたい」→「無理かも」→「行きたい」
を繰り返し、今回念願叶えて行くことにした。
結果、インドに行けて大満足だったし、インドをめちゃくちゃ満喫し、インドが大好きになっている自分がいた。
今回はインド旅のはじまりを振り返る。
いざ出発!✈️
雲の上かと思ったら、濃霧と大気汚染だった
デリー到着予定は、インド時間17時半ごろだったが、30分早い17時に到着。
着陸前の機内で、窓を覗くと、辺り一面霧がかっていたので、機内はずーーっと雲の中を飛んでいるのかと思った。
すると、
「ドーーーーーーン!ゴロゴロゴロゴロ…」
と地響きが。
内心「!!!??!?」
と、ここでインドの地に着陸したことを知る。。
機体が到着ゲートに向かっている最中も、まるで雲の中にいるようで何も外の景色が見えない。
「これは濃霧!?それとも大気汚染!?」
「ANAのパイロットさんは、本当に前方の視界が見えているのだろうか」
と心配になる程(むしろちゃんと前に進んでいて感心)、辺り一面が白に覆われて何も見えなかった。
まだ機内の中にいると言うのに、インドの洗礼!?を受けた。
これから旅が始まると言うのに、一週間インドでやっていけるのだろうか…という一抹の不安さえ覚えた(笑)
ちなみに空港のにおいは、
カレー
と思いきや、
なんだか懐かしいニオイ…
あ、これは中国の大気汚染の臭いだ!
ということで、
中国に留学経験がある僕にとっては、懐かしさと共に、親近感を覚える臭いであった✌️
入国審査を済ませ(指紋をたくさん取られた)、荷物をピックアップ。
ターンテーブルから流れてきた荷物を、職員が一つひとつ取り出し、きれいに並べてくれていた。
「お〜、なんか丁寧で日本みたい」
と勝手に一人で感心。
ATMで2,000ルピー(約35,000円)をキャッシングし、ここからがいざ本番!
出待ちとの戦いもなく、あっけなくホテルへ
本日一泊するのはエアロシティーにあるibisニューデリー エアロシティー。
空港からメトロで一駅ではあるが、外は暗く、インド初心者のため、Uberで行くことに。
インディラガンディー国際空港の駐車場には、Uber専用のピックアップゾーンがあり、Uberスタッフも常駐している。
"Pick Up"と書かれた表示の方向にひたすら歩けば到着するということで、出口からピックアップゾーンまでの道のりは、YouTubeでも何度も見返し、事前予習はバッチリだ。
あとは、しつこいと有名な白タクの営業を華麗に振り切るのみ!と意気込んでいた。
到着出口は、国際線側と国内線側の2箇所あり、ピックアップゾーンの方向的には国内線側も通過するため、国内線側の出口から出ることにした。
「さあ、白タク営業どんと来い!」
と断る気満々で歩いていたら
"TAXI?"
と一人から声かけられただけで、
"NO!"
と答えたら、それ以上はもう何もなかった。
「あれ?インドの空港タクシーの勧誘はしつこいと聞いていたけどな…」
と思いながら、あまりにもあっけなくタクシー営業に勝利し、無事にUberピックアップゾーンに到着した。
配車アプリは、これまで何回も利用してきたが、実はUberの利用は初めて。
インドは、ドライバーとマッチングすると、乗客にPINコードが送られる。
ドライバーにPINコードを伝えると、初めて目的地がドライバーに知らされるという仕組みだった。
これはドライバーのなりすまし防止のためだとか。
Uberスタッフも常駐しており、分からないことはすぐに聞けたので助かった。
無事にドライバーともマッチングし、ホテルに到着。
「あれ、ここまで順調すぎる…。」
幸先良すぎて心配になるほどスムーズだった。
エアロシティーはセキュリティ万全!
僕が乗っている車が、宿泊先のibisエアロシティーに到着すると、警備員がボンネットとトランクを空けて不審物がないかを確認するほど、セキュリティは徹底していた。
これはホテルに限らず、エアロシティーにある商業施設でも同様だった。
車だけでなく、我々も館内に入るには空港の保安検査のように、上着や手荷物などをX線に通され、ボディーチェックを受ける。
セキュリティ厳重で安全だ。
話は脱線するが、日本は治安が良いため、このようなセキュリティチェックを日頃から受けることはない。
しかし、コンサートなど著名人などが来るような施設は、これくらいセキュリティチェックを厳重にしても良いと考える。
有名人だからこそ、狙われるリスクも高いわけで、必ずしも会場に来るのはファンばかりとは限らないからだ。
余計な心配だろうか。
コンサートなどに行くたびにいつも思っている。
やっぱり初日はカレーだよね!
荷解きはほどほどに、インドで初の腹ごしらえ!
ということで、ホテルの近くにWORLDMARKという商業施設(と思いきや、オフィスビル)があり、施設内にGoogleマップで評判が高かったバターチキンカレー発祥の店と謳うところへ向かう。
ちなみにエアロシティーは、空港から3kmのところにある商業エリアで、
高級ホテル(僕の宿泊先は違うけど…)や、レストラン・カフェ・外資系企業が集まっている。
日系企業ではHITACHIとSMBCもあった。
歩いているだけだと、日本にいるかのように思えるほど、インドっぽさは皆無。
本場インドのカレーも美味しかった!
日本で食べるインドカレーの味とそこまで遜色はないが、日本で食べるより辛さがややあるかなといった印象。
一口目や二口目は辛さを感じないが、食べすすめていくと、味覚の奥の方にスパイスが徐々に顔を出してくる感じ。
僕は辛いものが大好きなので、食べ進めていても「辛い」とは感じないが、辛いのが苦手な人は、これを辛いというのだろうなと思った。
食べ終わったら、施設内をぶらぶら散策。
インド初日はエアロシティーがベターか
インド初心者の僕にとって、初日の宿泊先がエアロシティーで正解だった。
街はきれいで、雰囲気も落ち着いていて、ゆっくりインドの感覚に合わせていきながら、長旅の疲れを癒す。
翌日以降から、THE インドを経験するため、エアロシティーでワンクッション置けたのが良かったのだと思う。
また、マスクを外して歩いていると、
数分で、大気汚染が肺や胸にじわじわと侵入してくるのが分かる。
少しずつ胸や肺が締め付けられてくる感じ。
実はこれも中国で経験したことなので、この感覚が懐かしさもあり、個人的にはどうってことなかった。
しかし、旅は始まったばかり。
こんなところで体調を崩しては元も子もないので、インド滞在中はマスクが手放せなかった。
明日はヒンドゥー教の聖地であるガンジス川で有名なバラナシに行く。
2023年はガンガー(ガンジス川)で締めくくり、2024年はガンガーから始まる。
最後までご覧いただきありがとうございました。
2日目へつづく…
ダンニャワード🙏(ありがとう)