遥かなる宇宙(心の扉)①
「信じ続けてくれた主なる存在、祈りを捧げる」
プロローグ
朝目覚めた時、光り輝く存在を見た。静かに目を閉じると、誰かが囁くように声をかけてくれた。「君の中に私がいて僕がいる」
静かな時間の流れに身を寄せていた「誰?」と聞くと、私は誰?と問いただす日々が始まっていく・・・凍えるような寒さの中、地球という奇跡の惑星は、いつしか日本という国から私を遠ざけていき、いつしか自分という存在が消えていくような錯覚を知っていく。
新たな時間の始まりは、人生という名の世界で生きていく尊さを失っていき、自分という存在を消し去るように、悲痛な叫びを抱えては辛き現実を知ることとなった。
この世界で生きていく「自分に負ける訳にはいかない」と心の中で唱え続け、何かを知ることとなる。誰にも言えない悩みを抱え生きていくと、覚悟を決めた2008年・・・時に立ち止まって自分の人生を振り返っては「生きる」という本当の意味を知ることとなった、思いもしなかった出来事が次々と起こってしまった。
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