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マヒンドラレーシング、ニューヨークで健闘

FIAフォーミュラE世界選手権の第10戦と第11戦が、7月10日〜11日ニューヨークのブルックリンにあるレッドフック・サーキットで開催され、ZFドライブトレインを搭載しているマヒンドラ・レーシング29号車を駆るアレクサンダー・シムズは、第11戦で6位に入賞し、チャンピオンシップに不可欠な8ポイントを獲得しました。

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第10戦では、マヒンドラレーシングのチームメイトである94号車アレックス・リンが自分の今季5回目のスーパーポール進出を果たし、3番グリッドに並び、シムズは5列目からのスタートとなりました。リンは10周目に99号車パスカル・ウェーレインに押されてスピンしてしまい、ポイント圏外の11位でゴールし、シムズは28周目に右リアをヒットされてパンクし、リタイヤしてしまいました。

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第11戦のE-Prixは、非常に厳しい戦いとなりましたが、マヒンドラレーシングの2台のマシンは日曜日にポイントを獲得しました。シムズは6位で8ポイント、リンは9位で2ポイントを手に入れました。

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フォーミュラE世界選手権の次のイベントは、2021年7月24~25日に英国・ロンドンで開催される第12戦と第13戦です。

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アレキサンダー・シムズ
「昨日はパンクで悔しい思いをしました。ノーマン・ナトに追突されたと思うが、あれはちょっとしたレース中の出来事でした。スタート時にはペースが上がらなかったが、ポジションを挽回していただけに残念でした。今日はしっかりとしたレースができたので満足しています。トラフィックに阻まれずに走れたので、自分のことだけを考えてマシンを走らせ、ゴールまでたどり着きました。いつもはレースが好調なので、今週末のレースでなぜ苦戦したのかを理解して、ロンドンとベルリンに向けて努力を続けなければなりません」

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アレックス・リン
「昨日は、3番手からスタートしてポイントを獲得できなかったのは残念でした。 予選とスーパーポール・ラップにはとても満足しています。 予選とスーパーポールにはとても満足していました。今日は、レースペースに悩まされた週末でしたが、6位と9位という堅実な結果を得ることができました。 チャンピオンシップは非常にタイトで、我々のマシンがBMW、アウディ、日産、メルセデスのファクトリーマシンの前でフィニッシュできたことは、選手権におけるクオリティと競争力の高さを示しています。 ロンドンに向けてやるべきことはたくさんあります。私たちは表彰台に上がりたいので、すぐにそのことに集中します」

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チーム代表 ディルバグ・ギル
「フォーミュラEは競争が激化しているので、1ポイント1ポイントがとても貴重です。昨日は悔しい思いをしましたが、今日は2台のマシンでしっかりとポイントを獲得することができました。これからは、ロンドンに向けて、予選での好調なペースを決勝でも発揮できるように頑張りたいと思います。残り4戦、まだまだ勝負は続くので、上位に食い込んで、可能な限り最高の形でシーズンを締めくくるのが目標です」

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