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FEプエブラでマヒンドラレーシングは確実にポイント獲得

フォーミュラE世界選手権の第8戦と第9戦が、6月19日〜20日に、メキシコのプエブラにある「オートドロモ・ミゲル・E・アベド」サーキットで開催されました。このコースでのレース開催はシリーズ初となり、第8戦では、ZFドライブトレインを搭載しているマヒンドラ・レーシング29号車を駆るアレックス・シムズが表彰台に迫る4位でフィニッシュしました。第9戦は、94号車アレックス・リンが6位でチェッカーを受け、両ドライバーともに重要なチャンピオンシップポイントを獲得しています。

土曜日の予選はシムズが7位に入り、レースでギリギリ表彰台圏外の4位でフィニッシュして12ポイントを獲得。リンは16番グリッドのスタートとパンクから見事に挽回して10位でポイントを獲得しました。

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日曜日、リンはチームにとって今シーズン5回目のスーパーポール進出を果たしました。その後6位でフィニッシュし、チャンピオンシップポイント8を獲得しています。シムズは、アンドレ・ロッテラーにウォールに押しつけられてダメージを受け、残念ながらリタイヤせざるを得ませんでした。

次回のフォーミュラE大会は、7月10日~11日にニューヨークで開催される第10戦・第11戦となります。

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アレキサンダー・シムズ
「盛りだくさんで楽しい週末になりました。数多くの波乱があるいつものフォーミュラEのウィークエンドですね。土曜日の練習走行では技術的な問題が発生し、難しいスタートとなりましたが、見事に挽回することができました。昨日の4位は素晴らしく、チーム全員の努力が報われたと思います。今日も楽しかったし、ロッテラーとの接触までは順調に進んでいました。レース中のちょっとしたアクシデントでしたが、ダメージを受けてレースを終えることになってしまいました。全体的にはプエブラを楽しむことができたし、ニューヨークが待ち遠しいです」

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アレックス・リン
「とてもエキサイティングのレースでしたが、ドラマがなければフォーミュラEの週末と言えませんね。全体的にはかなりポジティブな結果だったと思います。今日はスーパーポールに進出し、両レースをポイント圏内で終えて、まずまずのポイントを獲得することができました。表彰台を狙えたと思いますので、3位からスタートできなかったのは残念でした。でも、確かな手応えの週末でした。チャンピオンシップはまだ僅差なので、次のニューヨークが楽しみです。自分が得意とするコースであり、とても走り心地がいいので、レースがとても楽しみです」

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チーム代表 ディルバグ・ギル
「昨日は、2台のマシンでポイントを獲得することを目標にしていましたし、その通りになりました。アレキサンダーは4位で表彰台を逃しましたが、午前中の練習不足を考えれば、素晴らしい結果でした。日曜日にはアレックスがさらにポイントを獲得し、今季チームの5回目のスーパーポールを得ました。全体的には良い週末でした。3週間後のニューヨークでのレースでは、より多くのポイントと表彰台を手に入れるよう頑張ります」

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