嘉田由紀子議員のDVシェルター暴露発言が報道された意味を考える
私は、嘉田由紀子議員のDVシェルター場所暴露発言を滋賀県に匿名で通報した者です。
とはいえ、滋賀県庁HPの知事宛メールフォームから返信アドレスも入れずに情報を送り、スクショも文章も残っていないので、私が通報したという事を主張したいわけではありません。
離婚後共同親権制度の導入を訴える国会議員が、知事時代に知り得たDVシェルターの場所という秘匿事項を、誰でも見られる公開の場で喋った。その事実を皆さんに改めて知って頂き、その上で現在国会審議にかかっている家族法改正について考えて頂きたいのです。
今思えば、「嘉田由紀子議員がDVシェルターの場所の特定につながる情報を話していた」事が報道され、社会的に事実化したことは本当に良かったです。動画だけが削除され、内々に処理されてしまっただけでは、嘉田氏の発言が本当にあったのかと疑問視されているかもしれないからです。その点で、滋賀県の知事をはじめ担当者と報道各社に感謝致します。
そして、共同親権の審議が進み参議院にかけられるという時点で、嘉田氏はまず4月16日の決算委員会において共同親権の事のみを質疑しました。さらに法務委員会に加わってくる事も判明。
DVシェルターの場所を暴露した事を問題視するのは慎重派だけなのでしょうか。
謝罪コメントを出せば、それが禊となり、全て許されるものなのでしょうか。
嘉田氏を受け入れた
国民民主党、
教育無償化を実現する会、
そして会派を組んだ日本維新の会。さらに、超党派で嘉田氏と行動を共にしている共同養育支援議員連盟。これらに、家族法改正に関わる資格はあるのかと、私は問いたいです。
(ありしんさんのnoteに、当時の記事などまとめられています。ありしんさん、ありがとうございます。)
嘉田氏の発言内容
嘉田議員の問題発言があったのは、2021年4月21日に行われた「子育て改革のための共同親権プロジェクト」が主催したオンライン院内集会でした。
このイベントは当初はライブ配信される予定でした。私もライブ視聴するつもりでしたが配信がなく、後日アクセスしたところ録画がアップされており、視聴しました。
(ありしんさんによる、問題部分の書き起こしです。)
4月24日に私はその録画配信を見ながら視聴レポートを書き、ポストしています。
次回は、問題部分の詳しい内容について書きたいと思います。
お読み頂き、ありがとうございます。