女子空手部の顧問となった新人教師の悲劇_1
第一話「副顧問初日。校内ランキング戦」
「今日から空手部の副顧問をやらせてもらう山田隼人と言います!よろしくお願いします!」
山田隼人は今年で24歳、教員生活も3年目となる
今年の8月に急遽、この東海付属女子高等専門学校へ転勤し、女子校の空手部の副顧問を任されることになった
本心では大学まで続けたバドミントン部を指導したかったが、それでも与えられた環境のなかで、精一杯頑張っていこうと意気込んでいた
山田は人生初の空手着の姿となり、武道場で自己紹介を行なっているが、周りは