リアコ人生ばいばいコノヤロ~~~❕❕❕

気づいたら、スプラッシュマウンテンの頂上で「推しくん!!私と結婚してくれーー!!!!」と叫んでいた。
笑える。たぶんその時が、私のリアコ人生のピークだったんだと思う。もうこんなに人を好きになることはないだろう。




純粋すぎて愛してた。

ステージの上からファンサをする彼を双眼鏡で追いかける。その笑顔が自分のものでないのが、どうしよくもなく悔しくて悲しかった。ライブ終わりはいつも死にたくなった。


純粋に彼のことが大好きだった。

嫉妬とか羨望とかそんなの全くなくて、何も知らなくて、愛してた。あの頃。彼を目で追いかけるのが楽しくて仕方なかった。それ以上何も望んでいなかった。


純粋な彼が大好きだ。

集合としてではなく個として見てくれて、嬉しかった。そんなの無理なのに。ぶんぶん手を振ってくれて、伸ばしてくれて、嬉しかったなあ。


 



いつからだろう。
いつから、こんな風に人を愛せる自分になってしまったのだろう。
愛すことがなければ、こんなにも苦しくならずにすんだのに。でもまた、彼のことを考えて鬱になる夜が、愛おしく感じてしまっていた。

心から人を愛せる彼。
そうだ。私は彼に、人を愛すことを教わった。
その結果、私は彼のことを愛しすぎて拗らせてしまった。

自分を愛せなくなった。


踏ん切りがついた。

リアコ、やめる。



自分のためにやめる。
彼と一緒に変わり続けていきたい。彼の変化を認めてあげたい。時間がかかるかもしれないけれど、全てを受け入れたい。

これはもう、リアコを超えた感情だ。
私も変わる。彼も変わる。それでいい。自分に言い聞かせる。
これからも彼のことをただのファンとして、見守ろう。最初から私と彼の関係は、それでしかなかったのだから。

 





髪を切った。
彼の好みに合わせて伸ばしていた髪を、バッサリ切った。
私が好きなボブカット。

彼はツリ目で気が強い女性がすきだけど、私はタレ目で可愛い女になりたい。
彼は年上の女性がすきで、私は彼より14歳年下だ。

最初から無理だとわかっていた。でもそれでも好きで好きでしょうがなくて、諦められなかった。ずっとずっと苦しかった。
今までよく頑張ったよ、私。頑張ったね、私。




リアコほど馬鹿でどうしようもない恋はない。
だってこの恋の全ては、自分との戦いなのだから。

好きだった人がたまたま活動者だっただけ。
ただ普通に恋してるだけなのに、なんでこんなに辛いんだろね。

うまくいかないことばかりで悩んでいた夜、彼の声が私を救ってくれた。何回も、何回も。

リアコをやめたとはいえ、そんなすぐに感情は変われない。
でも絶対、いつか彼が結婚したと聞いても、心から笑ってやろうと思う。
心からおめでとうと祝福したい。
それが、私が彼にできる、最低限の最高なことなのだから。




私のリアコ人生ばいばいコノヤロ〜〜〜〜!!!
リアコなんて感情超えてやる

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