起きて横浜に行く。中華街のメイン通りから少し外れたところにある中国の東北料理のお店に入る。酸菜炒粉条と韭菜炒鸭血、锅包肉を注文した。 東北料理の一つの大きな特徴は量の多さといわれている。 一品一品の量がとても多いので、東北料理を食べに行くとき多く種類を食べたければ4人以上で行ったほうが良い。 中国の東北三省の人は体も大きい。あと、声も大きい。春節の時期、日本に爆買いに来ていた中国人旅行客もみな東北の人たちである。 いわゆる、日本人がイメージする中国人の特徴というのは、そのまま
昨日はあきらかに飲みすぎてしまっていたが、それでも8時には起きた。 シャワーを浴びて歯を磨く。 身体に入りついた脂の膜が一枚つるりと剥けたような感覚で、やっとそこで深く呼吸することができた。 3月に中検を受けようと思っているので、中検のサイトから過去問をダウンロードしてプリントアウトする。 これまでの中国語学習はアウトプット偏重でバランスが良くないと思っていたので、中検の対策を通して穴がある語彙文法を固めていくつもりでいる。 夕方まで家にいて、夜は彼女とベトナム料理を食べ
債権各論の期末試験を受けに行く。本来は大教室で受けるものだが受験者全員は教室に入りきらないので、5~8年生は別の階の小さい教室で受けた。 今期受ける法律試験はこれ一つだけで、この試験の出来で卒業できるか留年するかが決まる。 これでキャンパスに来るのは最後になるといい。 試験が終わって、中野に移動して彼女と焼肉を食べる。 彼女も今日が試験最終日だったので、何となく打ち上げっぽさがある。 店を出て、中野から高円寺まで散歩して家でだらだらお酒を飲む。 僕は饒舌になってついつい喋
雉鳩の声で起きた。ホーホホッホホー 自転車に乗って新宿に映画を見に行く。家から映画館までは大体20分で行けるが、汗をかいた状態で映画を見たくないのでなるべく汗をかかないようにゆっくりペダルを漕いだら30分以上かかってしまった。 それでも新宿に着いた頃には少し汗ばんでいたので、映画館に入る前に上着を脱いで汗が引くまで駐輪場で涼むことにした。 上映前、平野啓一郎みたいな男が若い女性と手を繋いで入ってくるのを目にしたので、上映後に座席の照明がついてから本人かどうか確認したがどう
昼過ぎに起きた。彼女が土豆粉を作ってくれた。机には食べるスペースがなかったので、キッチンで2人並んで食べた。彼女が立ち食い蕎麦屋みたいだねと言った。立ち食い土豆粉屋を想像してみたけど、流行らないだろうなと思った。 食べ終わった後、横になったらいつのまにか寝てしまっていて、起きたら17時を回っていた。 さすがにそろそろ帰ってレポートを書かないといけない。 帰り道、反対側の高尾方面へ向かう電車は帰宅する人々で真っ黒だった。車内で右隣の席に座っていた男が僕を挟んで左隣の人に「本日
午前中、彼女と高田馬場で映画を観た。 映画館を出て、近くにあった内モンゴル料理店で昼食をとる。 羊肉串、牛肉串、牛肉餅、水餃子を注文して待つ。 お客さんは僕ら以外に3人組の中国人だけだった。彼女たちはもう食べ終わっていたようで、まもなく店を出るところだった。 店内の壁面全体には草原の風景が描かれていたが、業者を使わず自分たちで施行したのだろう、所々塗りが甘かったりムラがあって全体的に安っぽい印象をうけた。 料理がすべて提供された後で従業員は掃除を始めた。もう少しでランチタイ
1月の間だけ試験的に日記をつける。 朝起きて髭を刈る。剃るというより刈る。 日本社会においては不利益を受けてしまいそうなくらい髭が伸びていたので、トリマーで1センチに刈り揃える。 そのあと顎の部分だけを残し、それ以外の部分はきれいに剃る。 剃り終わると、それまで髭が生えてた肌に空気が直接触れて、少し落ち着かなかった。 新宿に散髪しにいく。散髪後にそのまま友人と遊ぶ予定だったが、連絡があって友人が大学へ出願するための書類を準備しないといけないことがわかったので、会うのは夜に
先日、クレジットカードが止められていることに気がついて仕方なく現金で支払おうとしたら財布に170円しかなく、なんとなく春のうちに登山をしたいなと思った。こういうふうに思考のテーマが脈絡なく飛躍するのは連合弛緩っぽくて結構マジに統合が失調しつつあるのかもしれない。 登山といえば、上京した年の春に友人と高尾山に登ったことがある。思ったよりも大変だね笑、と汗をかきながら着いた山頂は観光客でごった返していて、キモすぎると吐き捨てて下山した。それからまもなくして、登山ができるような体
10時半に起床して身支度をととのえて始業の11時にギリギリ滑りこむ。出勤のタイムカードを押す。 押すたびにたまる。洗濯物。絶叫。開く床穴。僕の後に採用されたアルバイト4人のうち2人がすでに辞めた。 SDGsについてよく知らない俺でも、バイトがすぐに辞める職場はSDGs的ではないことくらいわかる。 辞めた1人はロン毛のオジサンでもう1人はaiko似の女性。 オジサンはトんで、aikoは泣きながら店長に辞職を申し出た。 この日は夜の人手が足りなくて結局夜中の2時まで残った。休憩
モノレールの車窓から望む多摩丘陵には居心地の悪い懐かしさがあった。 大学に着いてから法学部棟までの道すがら、俺の知らない建物が二つ建っている。 俺がいない間にこんなものが。まったく意味がわからない。 景色は変わりすれ違う学生はみな楽しそうで俺だけが置いてかれていた。2年ぶりの大学である。 浦島太郎は俺だった。 ※ ゼミを終えて同期の方々とご飯を食べに行くことに。半年間オンライン上でやり取りしていた人と対面で喋るのは妙に気恥ずかしい。 サークルの話とか就活の話をたくさんふ