零式暫界・設定資料集「最強ランキング(4話まで)」
紅蓮の閃光強さランキング
選定条件
1:実際に試合をした人物に限る。
2:強さは空手の実力を表すものとする。(和佐は例外)
3:甲斐及び早龍寺は4機関オークションでの前哨戦時の強さを評価する。
4:初見殺しや相性の善し悪しは実力に含まず順位にも関係しない。
(つまり実際の勝負では順位が上のものにも勝機はある)
対象者は
甲斐、赤羽、久遠、最首、里桜、剛人、雷龍寺、早龍寺、衣笠、達真、火咲、和佐、ライル、白夜の14名。
第1位:雷龍寺
元未成年最強は伊達ではない。馬場家のド派手な技も使用するが基礎能力が極めて高く、通常技だけでも並の選手を圧倒する。と言うかふつうは通常技しか使わないんだけどね。このランキング内にいる上位ランカーがことごとく欠陥持ちなのも大きいがその欠陥抜きでもこの14人では最強。
と言うか甲斐を圧倒したハンデ抜き剛人を撃破したり、コピー元が自身や剛人だったからと言って白夜に勝利できた時点でやばい。
第2位:剛人
雷龍寺に唯一対抗しうる強者。元々ライバルで互角同士だった上、三船の改造で身体能力が上がっているため本来なら勝てる方がおかしい。
甲斐相手に一方的にボコボコに出来る奴なんてそうそういない。
ちなみにもちろん右足のハンデがない頃の甲斐よりも上。
第3位:甲斐
右足にハンデがある状態でもない状態でもこの14人の中では第3位となる。言ってみればそれだけ剛人との間には壁があるという事。
ハンデがある状態だと作戦次第では順位が下の相手にも十分負けうる。
ハンデがないプロローグ時点でならまず勝ち目はない。
パンチがメインで格下相手じゃまず対応できないが、そもそも単純な技術だけでも相当なものであるため格下が付け入る隙などない。
さらに格上相手でも通用する初見殺しな四神闘技を身につけているため、これに勝てる2位以上や引き分けに出来る早龍寺がガチで強い所作となる。
右足にハンデがある状態だとその基本的な技術や動きが大きく劣化しているため「パンチで瞬殺するしかない」ために余計格下は勝ち目が薄いが、そこを何とかして抜くことが出来たら万に一つくらいは勝ち目がある。たぶん。(割と里桜あたりなら直弟子と言うこともありある程度の動きは分かっているため50回に1回くらいなら勝てるんじゃないかな?)
第4位:早龍寺
伊達に甲斐と二回引き分けてはいない。雷龍寺ほどではないが馬場家の大技と基本技とを駆使出来ている強者。なお再登場後は10ヶ月もの間植物人間状態だったためまともに体を動かせない状態だった。それでも恐らく白夜くらいまでなら最低でも引き分けには持ち込める。
ちなみに当然ながらハンデがない状態ならハンデがある甲斐には余裕で勝てる。同じ条件ならギリギリで攻め負けるが甲斐も無事では済まない。
甲斐と違って傷害があるわけではないため傷が治ればハンデなしのフルパワー状態で選手に復帰できる。そのためこの先順位が逆転する事になる。(早龍寺に限った話ではないが)
第5位:白夜
雷龍寺や剛人をベースに作られた三船の人造人間。体格の近い雷龍寺や剛人の戦術パターンなどで学習している上、身体能力も常人離れしている設計のためガチで強い奴以外にはまず勝ち目がない。
それでもガチで強い連中には無限の可能性で勝負されてほぼ確実に負ける。あっさり勝てた雷龍寺や意外とすぐに実力を見切られた甲斐や早龍寺が普通じゃないだけで下手に挑めば最悪死にます。
第6位:里桜
伊達に拳の死神の弟子ではない。最首を瞬殺できる三船の改造人間をボコボコに出来ている実力者。白夜が相手だとよくて引き分け程度。なので実際にやったら甲斐にお仕置きされます。
白夜との間にはまあまあ厚い壁があるだけでこいつもまあまあ強い。
ハンデがある状態の甲斐にすら勝率2%だが小数点以下じゃないだけまだマシな方。
基礎能力はもちろん高く、それでいて四神闘技をある程度マスターしているためキャリア同年代の中では非常に上位である。一応。
第7位:ライル
元々は雷龍寺や剛人の同期でライバルであり、一時は互角に渡り合えていたのだが実戦から離れすぎているためかなり実力が落ちている。
それでも未成年カルビクラスの実力はあり、本来なら達真では勝てない相手。逆に1つ上の里桜が相手だと基礎能力の差から7:3くらいで勝ち目がない。
第8位:和佐
暫定未成年女子最強な最首を抜いて8位な長女。単純な空手の実力はそこまで高くはないのだが軍隊格闘技システマを長くやっていることもあって別ベクトルから実戦での能力や技術を鍛えている。そして空手とシステマとで身につけた能力に厳密な境界線を引くことは出来ないため特例的に空手&システマでの実力での順位とする。実際にはほぼ最首や衣笠と互角なのだが体格なども含めて未成年女子暫定最強決定戦は和佐に軍配があがる。
第9位:最首
そもそも本編中ろくに試合をしていないが、一応女子の中では珍しくカルビで暴れ回っている強者である。純粋な実力では衣笠と大差ないがより高レベルの試合を多く経験している分、最首に軍配があがるか。
甲斐自身まだ右足の状態に慣れていない状態での小手比べとは言え引き分けているだけ割とやばい。
甲斐がよく言っているように男性に比べて筋力に劣る女性としての理想に近い動きで戦っているため生半可な男よりかは遙かに強いのだが逆を言えばこれ以上劇的に強くなることはない。特に本人ちびっ子だし。
ただし和佐のように別の格闘技を習うことでまた新たな発見や技の修得に繋がる可能性があり強くなる余地そのものはまだまだある。
第10位:衣笠
西武で戦い続けてきた女戦士。同学年の男子にも負けない猛者。
四神闘技の内1つか2つをマスターした甲斐のような、通常技メインの必殺技を時に輝かすタイプ。これからきっともっと強くなる。潜在的には最首よりも強いかもしれない。なまじ女子としては体格に恵まれているだけあって最首のような女子として最適な動きが出来ない分まだ互角にもなれていないのが現状か。
第11位:達真
確かな成長を遂げ続けている期待度高めの男。
長年一人で基本稽古を続けてきたあげく空手部に所属しては格上を相手にする機会も多いためどんどん強くなっていく可能性の塊。
実際初見殺しを含めた盤外戦術もあって格上のライルに勝利してるし。
ライルに勝ち、衣笠に負けているが実際の強さランキングはこの通りなので普通は達真も衣笠もライルには勝てない。まあ、ライルに勝った頃の達真なら衣笠に勝つことも普通にあり得るが。
第12位:火咲
両腕のハンデはあるが前世で特にハンデのない甲斐や白夜相手にいい勝負が出来ているまあまあやばめの人。実績はあるが実戦経験や継続した稽古は受けていないため基礎能力でだいぶ過去に劣っている。
赤羽や久遠の戦術ももちろんよく知っている。だからこそ久遠には勝てるが赤羽には勝てなかった。道場に通い、稽古を積んでまともな経験を取り戻せば十分最首達と女子最強を競える逸材。
第13位:久遠
中学生になりました。同世代はおろかだいぶ格上相手にもほぼ間違いなく通用する意味不明レベルの制空圏を扱える。しかし赤羽や火咲など見慣れているものには何となく癖のようなものが分かるらしく、通用しないことも多い。稽古を通じて基本的な能力も鍛えられてはいるのだがそもそも空手歴1年目と言うこともありレベルはまだまだぜんぜん低い。
第14位:赤羽
メインヒロインだが劇中最弱。四神闘技を不完全だがある程度使用可能であり、戦闘の勘そのものも決して悪くはないのだが和佐とは逆にそれがまだ空手において邪魔となってしまっている。単純な基礎能力は久遠よりも上であり、制空圏の癖も見抜いているのだが本来安定して久遠に勝利するだけのレベルではない。