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君と僕の青春~さあ、エロゲの時間だ!

がはははははは!!黒主零だ!!今回はアンケートに従ってお勧めのエロゲを紹介するコーナーを設けたぜ!!本当はプリコネ特集やるつもりで選択肢①以降は割と適当だったのだがまさか3番目のエロゲ特集やるが一番人気だとは思わなかった。それはともかく始めよう!始めよう!!あ、18歳未満のいい子はなるだけ見ない方がいいぜ。

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まずは1作目!H2O-Footprints in the sandだ。2006年発売の作品。製作は枕。2008年にアニメ化もしてる作品。この作品の珍しいところは主人公が盲目であること。都会から田舎に引っ越してきた盲目の少年が主人公で中々陰湿な田舎での学校生活をするというもの。ちなみに第二部とも言うべきヒロインルートがそれまでの5年後で主人公たちは全員大学生となっている。エロの多くは第二部だが実は第一部でも濡れ場はある。アニメで明言されていた(と思う)が、第一部では中学生である。だからか以下3人はいずれも身長が150センチ未満。攻略対象ヒロインは上の小日向はやみちゃん(元お嬢様だが事情あって没落していじめられっ子に)、神楽ひなたちゃん(現在のお嬢様、巨乳ドジっ子委員長)、時の精霊の音羽ちゃん(正体はひなたちゃんの亡き姉であり、本物の神楽ひなた)の3人となっている。続編だかファンディスクだかが出ているらしいけどもそこまではプレイしていないので不明。ちなみにどうしてこの作品を一番最初に持ってきたかと言うとアニメから1年後、高1となって親に買ってもらったパソコンで某通販サイト調べてたらこれがあったので注文したらエロゲだったからである。つまり記念すべき初エロゲなのだ。ちなみによく覚えていないが某通販サイトでは当時「検索された中には年齢制限があるものも存在する可能性があります」ってしかメッセージがなく、商品ごと個別に年齢制限の確認がされていなかったため18禁の商品だと知らずに購入したためである。なのでドキドキしながらプレイした若かりし頃の思い出。今回紹介する中では唯一テレビアニメ化している作品。

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続いては同じ会社の作品「素晴らしき日々~不連続存在~」。2010年発売で当時の萌えゲーアワード2010大賞部門でそこそこいい評価をもらった作品である。会社もスタッフも全く同じだからかこの作品のざくろちゃんと先程のはやみちゃんがほぼほぼ同じ外見になってる。双子と言われれも信じそう。こちらはかつての処女作である「終ノ空」のリメイクと言うか別次元の世界と言うかそう言う感じの作品であり、いわゆる世界系。登場人物たちの一人称視点での感性、感情などが前に出ていて結局劇中に起こった事件の全容は明言されていない。そこ含めてファン達がかれこれ10年近くも考察を続けている作品なのだ。色々衝撃的な描写が多かったりするため、単純なエロ目的で購入するのはやめておいた方がいい作品だ。ただ、壮絶でそこそこ長い物語を終えた後には必ずや幸せな感動がもたらされているだろう。そこからの2周目は、丁寧に敷かれた伏線などにもまた感動する。ちなみに主人公達同級生の正確な年齢は不明だが主人公の妹はノストラダムス直撃世代つまり1999年頃の生まれで物語は2011年が舞台のため妹ちゃんだけは12歳と半ば明言されていたりする。また、2018年に高画質移植版が発売されている。今なら恐らくそちらの方が買い求めしやすいのではないだろうか。

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お次は「カミツレ~七の二乗不思議~」。2015年発売の作品で見ればわかると思うが百合作品である。ただ女の子達がイチャイチャしているだけの作品ではなく、そこそこミステリーが含まれている作品だ。けどやっぱり女の子達がイチャイチャしてるから好きな人はきっと大好きだと思う。地味にルート分岐が面倒で、筆者は5周くらいずっと後輩ちゃんルートを彷徨っていた。ちょっとだけ注意しておきたいのは主人公の平岡睦月ちゃんは多重人格であり、通常は普通の女の子の人格なのだがもう片方は男性の人格となっている。実際にイチャコラしてるのは女の子同士なのだけれどたまに男性人格が表に出て来ていてその時だけ男体化した姿が出てくる困ったさんなのだ。けど睦月ちゃんは自分の中に男の人格があるから自分は妹含む女の子が好きなのかと苦悩する材料にもなっているのでまあ、感想などは人によりけり。ちなみにこちらは睦月ちゃんが物語の舞台となる女子校に入学してくるところから始まるが、過去の学生生活を追憶する時には中学時代と明言しているため、十中八九高校1年生である。ただし後輩ちゃんルートだと2年生に進級する。ちなみに百合ゲーらしく本作には睦月(男性人格)以外に男性は登場しない。

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お次はご存じの方も多くいらっしゃるだろうエロゲ界最大手「ランスシリーズ」。1989年から30年間続いていた超大作。エロゲとしてはそこそこ珍しい遊べるエロゲーであり多くはRPGとなっている。特に3つ目の画像であるシリーズ7作目「戦国ランス」は12月に発売されたこともあって多くの受験生を闇に落としたことで有名なほどかなりやりこみ要素と中毒性の高いゲームとなっている。ポケモン以上の歴史を持つ大作RPGシリーズだったが2018年に発売された「ランスX~決戦~」でついに約30年の幕を閉じて完結した。今からやるのであれば初代リメイク作である「ランス01~光を求めて~」がおすすめ。ちなみに筆者は大学の卒論でこのシリーズについて少し触れている他、当時フランス語の授業担当をしていたそこそこ歳の近い人に布教した。

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お次は「ももいろ性癖開放宣言」。まあ、貼ってある画像から分かるようにいわゆる抜きゲーである。2014年発売。ストーリー性は皆無に等しいため、このメーカーの作品は股間にヒットした子がいた作品を買えばいいと思うよ?


さて、ここまで矢継ぎ早に紹介してきて次がラストなのだが少し気合を入れようと思う。最後に紹介する作品は個人的にクリティカルだった作品なのだ。


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最後の作品は「恋愛まで選択肢ひとつ」。男の娘ものでいろいろ振り切ってるメーカー「脳内彼女」が2014年に発売した作品。あらすじを言うと、「小学校時代に両想いだった彼女を事故で失って約10年、主人公含む幼馴染グループの前にかつての彼女と瓜二つの顔(と声)を持つ少女が転校生として姿を見せる。そこから少しずつ幼い傷跡から立ち直ろうとするおバカ系青春ラブコメ」である。顔(と声)だけならメインヒロインになる素質があるのだが主人公達と一緒に過ごした過去が存在しないヒロイン・相場宮子、亡くなった彼女の妹である天塚鈴穂、幼馴染グループの最年長にしてリーダーの西條霧緒、主人公の実妹であり失恋してある意味人間性を失った主人公をずっと傍で見てきたが故に自身も半ば人間性を棒に振りつつある菱川花蓮、幼馴染グループではないがそこそこ長い付き合いを持つ椎名ゆかり(偽名)の5人が攻略対象ヒロインとなっている。タイトル通り共通ルートが非常に長く、唯一存在する選択肢だけでルートが確定する。しかしその間もお色気要素が目白押し&数分に一度は笑える要素満載でたまに伏線になっていたりもして特殊なトラウマ持ちでない限りは終始笑顔でプレイできるゲームとなっている。何せ公式サイト訪れて一番最初に目にするのが「女装キャラ未登場に関するお詫び」と言う赤文字なのだから。

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↑主人公のバイト先にウェディングドレス姿で押し入りそのままキスまでしたのにかつての恋人と同じ顔(と声)の持ち主を前にそのウェディングドレス姿のリーダー捨て置いて突然の告白をした主人公に対する感想。

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↑色々ぶっちぎってる(一応)エロゲヒロインの言葉。実際かつての恋人死亡時には小学生に入ってすらいなかった可能性が高い子なので現在でも15,6歳くらいかもしれない。

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↑あまりにもメタくさい日常風景。

などなどいろいろ笑わせてくれる作品なのだ。……さて、ではここでどうして筆者が致命傷(クリティカル)になったかだが、以前の黒主零作品やツイッターやらを見ている人は知っているもしくは薄々気付いているかもしれないが、実は筆者も中学時代に恋人を病気で亡くしている。そのため中学時代後半や高校時代序盤はそこそこ荒れていたのだが、まあ事実は小説より奇なりを体現するようないろいろなことが色々あってそこそこ落ち着いた20歳の頃、この作品に出会ってしまったのである。それに、恋人の妹ではなく姉、事情を知る幼馴染、事情を知る妹などこの主人公とはそこそこ立場が似てしまっている。だから、

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などなど。そこそこ以上に筆者の持つ特殊なトラウマにダメージを与えてくる。ちなみに上画像では鈴穂ちゃんはギャグ的に篭絡されているが後にガチ目で同じことをされて本気で泣き崩れている。いつもならそれを肴に愉悦する筆者が何も言えなくなってその夜に悪夢を見るくらいには精神に来た作品なのだ。そして筆者の自信作であるX-GEARを筆者の分身たるジアフェイ・ヒエンを主人公にした大作に変更することを決意する。

また、実際に筆者自身もこれをプレイした時に自分はこの主人公みたいに未来を見直すことが出来るのかだの自分とこの主人公どちらが幸せに過ごしたのか、どちらが不幸だったのかなど真剣に悩んだ時期もあったが、忘れよ。あれほど不毛なこともない。悲しい過去は所詮、悲哀と向き合うための糧にしかならない。それはマイナスをプラマイゼロにはしてくれるかもしれないが決してプラスを助長するものではないのだから。所詮この世は因果応報。