![湘南クリーアップ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7460811/rectangle_large_type_2_f1ba63713d8c68863c60d25a9e8581fd.jpg?width=1200)
ビーチクリーンwith湘南のサーファー
こんにちは、まついです。
最近徐々に叫ばれている”マイクロプラスチック”を実際に見るべく
湘南の海に行ってきました。
さすが湘南、サーファーの街だけあり、
上裸でサーフボードをもったおっちゃんが街を歩いていました。(笑)
”マイクロプラスチック”とはその名の通り、
マイクロ(micro)なプラスチックで微細なプラスチックのことです。
今やわたしたちの生活と切り離せない便利なプラスチックには
厄介なところがありました。
プラスチックは太陽の紫外線にあたり高温にさらされると
どんどん分解されてしまうのですが、
それは消えてなくなるというわけではなく、
いつまでもいつまでも小さく小さく分解されながら、
残り続けるというとてもやっかいな性質があります。
目に見えるプラスチックだけでなく、目に見えないプラスチックまでも動物や魚が食べて、環境汚染だけではなくめぐりめぐって人間の健康に影響を及ぼすのではないか、ということが国際的な問題となっています。
というのは色々な方の話やネットの記事から知ってはいたのですが、
ぼく自身、海でその現物を見たことがなかったので、
8月11日に行われたビーチクリーン@辻堂海岸に参加してみることにしました。
ビーチクリーンやってみて
こちら実際の辻堂海岸です。
めちゃくちゃ日差しが強く実際ごみ拾いをしていたのは30分ほどでしたが、
あっという間に焼けました。日焼け止めが必要でした。
というぼくのことはどうでもよくて、この写真いかがですか。結構きれいじゃないですか。思わずサーフィンしたくなりますよね(やったことないけど)
そうなんです、海の街だけあって海を愛する人が多く、きれいに使うことを心がけている人、定期的に海岸を掃除する人のおかげで辻堂の海はきれいなんです。
こんなきれいなビーチじゃ、マイクロプラスチックどころかそもそものゴミもあんましないかもな、なんて軽く思ってました。
そんな風に始めてみたのですが、
実際はやはりありました。
こちら立ったまま砂浜を撮った写真です。
波打ち際から10m以上離れたところです。
ぱっと見何の変哲もないただの砂浜。
こちらしゃがんで撮った写真です。
よーく見てみると真ん中に緑の破片が見えると思います。
これがまさしく”マイクロプラスチック”です。
細かすぎてもとがなんだったのかまったく分かりません。
そしてマイクロプラスチックだけでなく、
実際には目に見えるごみもたくさんありました。
手前は発泡スチロールのかけら、奥にあるのはビニール袋や容器です。
9人で30分ゴミ拾いをしてこの量です。台風の後というのもあり結構な量。
でも実は、この目に見える状態で回収できたのはラッキーなんです。
なぜかというと、先ほどの緑のマイクロプラスチックは他の場所にもまだまだありましたし、緑のプラスチックよりもさらに細かいプラスチックがあるかもしれないからです。分解される前に回収できてラッキーでした。
さきほど書きましたが、辻堂海岸はきれいな海岸です。ですがゴミがありました。
ぼくたちがこの日掃除したのは辻堂海岸のうちのほんの一部です。
こんなにきれいに見える、しかも定期的に掃除までされている辻堂でこれなのだから、他の地域の海岸はもっとひどいんじゃないかと思います。
プラスチックとわたしたちの生活
今回は辻堂海岸だけでしたが、世界中でマイクロプラスチックは問題で、このままいくと2050年には海のプラスチック量が魚の数を超えると言われています。実際に人間の健康にどれほど影響を及ぼすかはまだまだ研究中みたいですが、そのうち健康に悪影響が出ることになってもぜんぜんおかしくないとぼくは思ってます。例え健康に問題なくてもプラスチック入りの魚をぼくは食べたくないです。
じゃあどうしようか、という話なんですが
大事なのはやはりポイ捨てしないこと。
しっかり分別してちゃんとゴミ箱に捨てましょう。
これから海や川に行く人は気を付けましょう。
次に今回のマイクロプラスチックを通して考えた時に、
プラスチックってそもそも人間がちゃんと扱えるものだったのか
ということを考えなくてはいけないのではないかと思います。
日本国内での動きはまだ小さいですが、EUでは2030年までに使い捨てプラスチック包装をなくすと言っています。ニュージーランドはレジ袋が今後一年間で段階的に廃止されるそうです。海外の国々はここまで真剣に取り組んでいます。
http://www.afpbb.com/articles/-/3185631?cx_part=outbrain
この際に改めて、
わたしたちが日常的に使っているものは本当の本当に環境や健康にいいものなのか、ということを考えてみてはいかがでしょうか。
なくてもよいもの・使わなくてもよいもの・減らせるもの・代替できるものが実はあるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぼく自身まだまだ勉強中です。間違いや不可解な点などありましたらぜひ教えていただけると嬉しいです。
次回は
「世界のプラスチック事情」につい書きたいと思ってます!
#zerowaste , #noplastic , #できることから