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自他との向き合い方を大きく変えた“自分らしくて良い”という考え方。ZERO SCHOOL 0期生インタビューvol.2 ~しほねえ編~

こんにちは!ZERO SCHOOLです。
ZERO SCHOOLの0期卒業生にインタビューを実施する本企画の第2弾は、37歳の時に専業主婦から外資系の金融企業に飛び込み、女性管理職のリーダーまで登り詰めたしほねえさん。しほねえさんはどのような想いを持ってZERO SCHOOLに入学し、約4か月間でどのような変化を経て“自分らしさ”を掴んだのか。ZERO SCHOOLへの入学を迷っている方も、そうでない方も必見のインタビューです!


管理職でありながら5年続いた“自分迷子”を解消するために入学したZERO SCHOOL

ーはじめに、これまでのしほねえさんの歩みについて教えてください!

私はもともと専業主婦で、37歳から外資系の金融会社に就職し、営業職をしていました。営業ではトップの成績を出してセールスマネージャーになり、今は女性管理職のリーダーも勤めています。

ーなぜ専業主婦から突然金融会社の営業に?

私には3歳年下の妹がいたんですが、19歳の時に病気で亡くなってしまいました。それに続いて、今度は母親ががんを発症。当時自分の夢だった学校の先生になることを諦め、19歳から32歳になるまで、ずっと介護を続けていました。その間に私は結婚して子宝に恵まれ、そのまま専業主婦になりました。

若いころからそういった生活を過ごしていたので、「このままで良いのだろうか」というふつふつとした気持ちがあり、自分探しをしていたところ、友人から外資系の金融会社をすすめられました。1着もスーツを持っていないような状態から、いきなりフルコミッション営業の世界に飛び込むことはとても勇気がいりましたが、人生を変えるために思い切って決断しました。

入社してからは、「人に伝えたい気持ち」や「家族を思う気持ち」を大切に持ち続けた結果、営業成績でチャンピオンになることができました。そこから、私のようになんとなく人生を過ごしていて、まだ自分の可能性に気づけていない人を、成功体験をもって勇気づけられるのではないかと思うようになり、マネージャーを志望しました。マネージャーになってからは、採用と育成を10年担当していて、100名ほどの組織の上に立っています。

ー自力でそれだけ大きな決断をし、道を切り拓いて来た中で、なぜZERO SCHOOLに入ろうと思ったのですか?

実はそのマネージャーの仕事が、私には合っていないんじゃないか?と5年前から思うようになったんです。営業の時は、自分ひとりで突き進めば結果が出ましたが、マネージャーとなると、そのやり方では誰も着いてきてくれなくなってしまう。自分の力だけで勝とうとする癖がある私にとって、会社の方針やいろんなメンバーに合わせて動くというのは難しいことでした。

そんな“自分迷子”だった時に、ZERO SCHOOL代表の大西さんと別のセミナーで一緒になり、ZEROの話を聞きました。私は今まで様々なセミナーに参加してきたんですが、それらは全て、主催者の思想やカラーに寄せていくような講義で、極端に言うと「主催者を神格化」するものが多かったです。それが大西さんは、個人のカラーを見つけてアドバイスしてくれるスタンスをお持ちで、その点に魅了されました。昔から人に頼るのが苦手な私でも、大西さんは頼れると感じましたし、最後にZERO SCHOOLにかけてみたいと思ったんです。

他人との向き合い方が変わり、チームの業績も向上

ー今のお仕事を続けながらの参加で、相当お忙しかったのではないかと思いますが、ZERO SCHOOLではどういった4か月を過ごされましたか?

私は土曜日も仕事があるので、オフライン講義に参加できたのは1回だけで、オンライン講義もリアルタイムではなく、通勤の時間を利用して視聴していました。それらの講義に加えて大西さんとの1on1を実施していたのですが、その中で私の個性を発見して、「“一緒に”じゃなくて良い」と言ってもらったんです。“一緒に”があなたを苦しめているから、自分のペースでいいよ、と。その一言で本当に救われましたし、そのあとも決して放置されることはなく、しっかり向き合ってもらいました。

ー一緒に講義を受ける機会はあまりなかったかもしれませんが、しほねえさんにとって、ZERO SCHOOL0期生の同期はどのような存在でしたか?

同期のみんなが変化していく様子を見て、「自分ももっとやらなきゃ」と刺激を受けていました。顔を合わせる頻度が少ない分、みんなの変化が顕著に分かりやすかったんです。表情が明るくなったなあとか。それで、自分自身も受け身だったけど、なるべく自分から相談してみようとか、思考のスタンスを変えてみようと思うようになりました。

あとは、自分とは全く別のことに興味がある人に出会えたことも、貴重だったと思います。みんな生い立ちもキャリアも興味の領域もバラバラなので、いろんな方向からの刺激を受けるような感覚ですね。それぞれ歩みの速度は違うけれど、明るく前に突き進んでいる。普段の生活では出会えないような仲間に出会えたことは本当に良かったです。

ー計7回の講義の中で、特に印象に残っている講義や、自分に突き刺さった言葉はありますか?

唯一オフラインで参加できたこともあって、特にまこちんさんの「量子力学講座」が印象に残っています。“自分がやりたいならやればいい”という考え方が刺さりましたね。ほかにも、“執着せずに見方を変える”だったり、“人と違ってみんな良い”だったり、いろんな言葉が印象に残っていますし、その後まこちんさんの著書も読みました。

中でも自分が習得できたと感じるのは、「探して、見つけて、俯瞰する」ことです。以前は営業マンを俯瞰して見ることが苦手で、どうしてもそこに入り込んでしまっていたのですが、講義を受けてから、冷静に人のことを見て伝えられるようになりました。

また、週1で実施している営業研修でも、冒頭で「自分のやり方で良いんだよ」と話すようになりました。営業の世界では、“ひとつの形にはめようとする文化”が根ざしています。そういった営業の正攻法や型を伝えるだけではなく、あくまで“マニュアルの上にあるのは個性である”と伝えることを、今では意識しています。営業研修となると、どうしても暗い顔で参加するメンバーが多かったのですが、「人との違いを活かそう!人生楽しもう!」ってこちらが発信し続けると、だんだん参加者の表情も明るくなっていったように感じますね。

ーそれだけ習得したことを実践していると、周囲でも何か良い変化が起こったのではないでしょうか?

大きな変化で言うと、チームの業績が伸びました。今の部署には今年の4月に着任したばかりで、前と同じことをやってはいけない、自分が変わらねばと思っていたタイミングでした。それもあって、自身の変化だけでなく、組織の変化もダイレクトに感じることができましたね。

これまでは、メンバーからの相談のほとんどが悪口でしたが、最近になって「もっとよくしたいから聞いてほしい」というような、ポジティブな相談を受けることが増えてきました。私がやったこととしては、伝え方や言葉を変えただけですが、当時もがいていたことがやっと成果として現れ始めていると感じます。

変わったのは環境ではなく内面。自分らしさに気づけた“MY ZERO STORY”

ーそのように講義で得た考え方を、どんどん自分のものにしているしほねえさんですが、自身に起こった大きな変化は何だと思いますか?

私はもともと「子ども食堂」に興味があったので、ZERO在学中に実際にやってみたのですが、その中で何かが違うと感じ、本当にやりたかったことではないことに気づきました。それよりももっと、目の前の人を幸せにする道を歩みたいと思ったんです。

今年の4月ごろは、今の会社を辞めたくて仕方がなくて、実は精神疾患になる一歩手前の状態でした。そこで、自分に合った仕事を見つけて退職するためにZERO SCHOOLに入ったのですが、自分の個性を見つけてもらったことで、今ある組織に感謝するようになり、職場が大好きになりました。自分のことを理解した上で組織にいる今と、以前とでは、全然違うんです。目の前の組織のために頑張ろうって、前向きに思うようになりました。

ー周囲からも「変わったね」などといった声をかけられたのではないでしょうか。

そうですね、組織の人から「変わったね」「楽しそうだね」って言われるようになりました。嫌なことは嫌と、はっきり言えるようにもなりました。これもZEROの中で気づいたのですが、わたしはそもそも“ぶっ壊す人”なんですよね(笑)営業では、我流で突き進んで成績を上げることができた。それがマネージャーになってから、組織に求められる動きをしようと、真面目にそつなくこなす感じになっていたんですね。それが苦しかったんだなって。

これらの考え方やスキルを学べたことは、人生にとって非常に大きいことですし、どの環境でも活かせると思っています。

ー内面の変化は、環境の変化以上に大きな影響をもたらすんですね。今後新たにチャレンジしたいことなどはありますか?

今は旦那も私も単身赴任なので、家族全員ばらばらで暮らしている状態です。可能であれば、やっぱり大切な人とは一緒にいたいので、会社が大好きなうちに退職して、人の役に立つ何かに取り組みたいと思います。一度子ども食堂をやってみて、私は「自分で興して旗を振る」のではなく、「求められるところにいきたい」「応援したい」という性質を持っていることに気づきました。ですから、今後自分の興味と合致して、求められるような環境があれば、飛び込みたいと思っています。

また、ZERO SCHOOLを通じて他人との向き合い方や、人の見方が変わって、「この人とこの人をかけ合わせたら、面白い化学反応が起こるのではないか?」といったことを考えるようになりました。それで実際にも何人か会わせています。自分の人脈の中でも、何かそういった繋ぎ役みたいなことができると面白いなと考えています。

ーそれでは最後に、入学を迷っている方へひとことお願いします!

「自分」のことって、自分自身が一番わかっていなかったりすると思います。それを一人で悩まずに、誰かの力を借りることも大切なのではないでしょうか。ZERO SCHOOLは絶対に一人一人を見捨てないので、何かに悩んでいる方や、自分を変えたいという方は、是非トライしてみてください!


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