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家族の目を見て挨拶してますか?ー猫の目から学んだ、家族との意思疎通。
朝起きて、一番に会った家族に、「おはよう」とあいさつをする。
ありがたいことに、我が家では当たり前の光景です。
が。実は、小学生~大学生の子供の居る家庭で、この挨拶をしない家が、約3割ほどあることも事実です。
もちろん、起きた時、既に親御さんが外出していて、挨拶をする相手がいない、という状況もあるでしょう。
それでも、やはり挨拶は1日の始まりですから、気持ちよくかわしたいですよね。
挨拶をする時に、大切なのは、『目を見る』ということです。
目を見る、ということのベースには、意思疎通を図りたい、信頼関係を築きたい、という願望があるのではないでしょうか。
人ではありませんが、我が家の保護猫しんちゃんを例にとって説明します。
✅しんちゃんの目ー焦点のあわない斜視
我が家の2匹目の保護猫、しんちゃんとは、彼があだ生後1カ月(推定)頃に出会いました。
当時はひどい猫風邪をひいており、目がまともに開かなかったのでよくわからなかったのですが…
目が開くようになって気付いたのは、ひどい斜視だということ。極度のより目だったのです。
恐らく、左右の視野の重なる部分が極端に狭いのでしょう、周りとの距離感がうまくつかめず、当時はあちこちによくぶつかっていました。
従って、家族とも、全く目が合わず、しんちゃん自身も、こちらを見ようとはしていませんでした。
はじめて連れてこられた家や、私を含め、そこで過ごす人たちや先住猫のゼロ君が、まだ怖かったのだと思います。
その頃、息子の友人が家に遊びに来た時に言った一言。
「この猫、全然目が合わないから可愛くない」
この一言に、息子は非常に傷つき、それ以来その友人は遊びに来なくなりました。
子どものたわいない一言ですが、実はこれ、的確に人の心理をついたもののように思えるのです。
『目が合わない』『目を合わせようとしない』子は、『可愛くない』のです。
同じ態度を、大切なご家族に対して取っていないでしょうか...?
✅しんちゃんの目ー徐々に焦点が合い始める
成長に従い、しんちゃんの斜視はだいぶ和らいできて、少しづつ距離感もうまくつかめるようになってきたのか、ぶつかる頻度も減ってきました。
しんちゃん自身も、徐々に我が家に慣れてきたのか、眠る姿も伸び伸びとしてきました。先住猫のゼロ君にもちょっかいをかける程、リラックスして過ごせるようになってきました。
そしてその頃から、徐々に「何かを見ている」ような目になってきました。
相変わらず、焦点は合っていないのだけれど、「見ようとしている」という雰囲気が伝わってき始めました。
徐々に、この家のことや、そこで過ごす私達家族に、興味を持ち始めたようでした。
✅しんちゃんの目ーようやく人の目を見るように
そして現在、しんちゃんは、私としっかり目を合わせるようになりました。
もちろん、斜視が和らいだことで、焦点を合わせやすくなったこともあると思います。
でも、明らかに以前と比べて、人の目を見るようになったのです。
私や家族が、怖くなくなり、『信頼できる人達』になったのではないでしょうか。
今でも、しんちゃんの焦点が合っていないときは多々あります。
距離感がつかめず、猫なのにジャンプに失敗したり、階段を踏み外したりすることもよくあります。
が、人の目を見ようとしていることが、明らかに伝わってくるのです。
それは、しんちゃん自身が、私達家族に、意思疎通を図ろうとしている証拠です。
✅目を見るということ=言葉以外で意思疎通を図ろうとしている
そもそも、目を見るという行為は、
・言葉にはならないもの、言葉の奥にある本心を探ろうとする
・言葉にはならないもの、言葉の奥にある本心を伝えようとする
行為でもあります。
ですから、私達人間は、嫌いな人、会いたくない人の目を積極的に見ようとはしませんよね。
何か伝えたいものがある、汲み取りたいものがあるから、目を合わせるのです。
✅最近、ご家族の目を見ましたか?ー毎日の挨拶で目を見る癖を。
いつもいる。
必ずいる。
いて当たり前。
そんな家族ですが、だからこそ、言いたいことが言えなかったり、心とは裏腹に気を使ったり、しかもそれに、本人自身が気づけなかったりすることは、多々あります。
ちょっと、勇気を持って、パートナーやご両親、お子様の目を見てみて下さい。
その目がどんな目をしているか、よく見てあげてください。
『あなたに興味を持ってるよ』『あなたと意思疎通したいよ』というメッセージを、贈ってあげてください。
恥ずかしかったら、最初はゲームでもいいです。あっぷっぷーってやつ。
お子様が小さかったころは、こんな遊びで、しょっちゅう目を合わせて遊んでいたのではないでしょうか?
だれかに、興味を持ってもらっている。だれかが、自分を気にかけてくれている。
それがわかるだけで、人は随分安心できます。次の1歩が踏み出せます。
ぜひ、家族の目を見て、挨拶する習慣を。
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