【無料】麻雀で勝つための本気の睡眠講座【コラム】
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これまでの半生、私はずっと寝不足に悩まされていた。
寝ようと思っても寝られず、どんなに疲れていても3時間位で目が覚めてしまう。逆に日中は眠くて仕事にならない。
苦い思い出
こんなことがあった。
昨年の初夏、私は関西最大の大会と言われている「ヴェストワンカップ」の本戦に参加していた。雀サクッ様からシード権をいただいたのだ。
せっかく頂いたシード権、全力で活かすべき!と気合を入れ、前日までに頑張って体調を整えて大会に臨んだ。
開催の場所は、大阪ではおなじみの大三元というセット雀荘。
多井プロを始めとする、錚々たる顔ぶれが揃っている。
そんな中、私はCブロックで1位通過することができた。
Cブロックには今が旬の堀プロもいるし、矢島プロもいる。
(このときに話した矢島プロとの会話が印象的だった)
勝ち上がってベスト48に駒を進めた私は、次の日の対局に備えてホテルをとることになった。
勝てば一泊、負けたら日帰りの予定だったのだ。
近くの良さげなホテルを見つけ、安心してご飯を食べた後に事件は起きた!
…眠れないのだ!
無理やり横になり目を閉じたものの、体が興奮しているのか、眠ることができない。
布団の中で何時間か経ったろう頃に、なんとか寝付けた。しかし2~3時間で起きてしまった。それ以降はもう絶対に眠れない感覚になった。
朝方4時。もうヤケクソになって、海外ドラマ「24」を見ている私がいた。
ジャックバウアーみたいに24時間動ければいいのに…と思いながら。
夜が明けて、私はボーッとしたまま大三元に向かった。
睡眠不足を言い訳にするのは、情けないし、みっともない。
体調が万全なら…なんて言葉は口が裂けても言ってはいけない。
なぜなら、睡眠も実力だからである。
普段の生活から睡眠リズムを整えていなかった自分が悪い。
2着→1着→2着 ときて、大体通過やな…と思ったわけでもないが、3着→4着で敗退となった。
ボーッとしていたとはいえ、大きなミスをしたわけではない。
油断をしたわけでもない。
しかし、戦えていない…という感覚は常にあった。
自分が気づけていないだけで、細かいミスもあったのだろう。
悔しい。
そして推薦してくれた雀サクッ様に申し訳ない。
ヴェストワンカップを含め、麻雀の大会はこれからいくらでもあるだろう。
しかし、2019年のヴェストワンカップはこの日この限りをもって終了だ。そして2度と戻ってくることはない。
私はこの日の後悔をずっとひきずっている。
麻雀で勝つための睡眠
このように、麻雀において睡眠の質は非常に大切だ。
そして睡眠というものは、その日だけしっかり整えていけば大丈夫!というふうに都合よくはできていない。
大会だったりリーグ戦だったり、全ての麻雀で自分の持っているものを出し切るためには、睡眠は非常に大切になってくるだろう。
普段の生活から戦いは既に始まっているのだ。
一応ここは麻雀ブログなので、麻雀に紐つけたが、当然麻雀だけの話ではない。
睡眠の質は、仕事や趣味…人生の全てにおいて大きく関わってくると言える。
記憶力や集中力、感情のコントロールなど日中のパフォーマンスが全く違うのだ。睡眠がとれていない、もしくは睡眠の質が悪いと、何をしても疲労感がつきまとう。
また睡眠不足の蓄積が、がん、糖尿病・高血圧・動脈硬化などの生活習慣病、またはうつ病、認知症などの精神疾患、そして肥満…さまざまな疾病の発症リスクを高めることが各方面の研究結果から明らかになっている。
ここまで言えば睡眠の大切さが伝わってきただろうか。
もう世の中睡眠が全てと言って過言ではない。
本気で取り組む
とはいえ、読書と同様に、睡眠が大切なことはZEROに言われなくてもわかっているわい!という方も多いと思う。
でもあなたは、睡眠の質を高めるためにどこまで本気になっているだろうか?
単に寝るだけではダメだ。大事なのは質だ。
そして日中の行動の多く、寝るための準備が睡眠の質を大きく左右しているのだ。
私は、2度と悔しい思いをしないために、本気で睡眠のことを調べ、実践した。
今はとても良好な睡眠ができていると思う。
特にゼロマガを始めてからはかなり生活リズムが安定している。
例えば、私は昨夜、牛角で一人焼肉をした。つい食べすぎて寝る前に体重を測ったら、がっつり増えてしまっていて落ち込んだ。
しかし寝て起きたら体重は1kg減って元通りになっていた。
セーフ…と心の中で呟く私。
寝ている間に汗をかいたというのもあるが、成長ホルモンが分泌されていたり、代謝がよかったり…という要因が大きい。
夜よりも朝のほうが軽いのは、よい睡眠ができている証だと言える。
私は平均して0.4kgは軽い。
(元がでかすぎるのがあるが)
私が取り組んできたこと
というわけで睡眠の質を上げるために、私が取り組んできたことを紹介していこうと思う。
多岐にわたるが、これは本気で寝るため、ひいては本気で麻雀で勝つためにやってきたことなのだ。
① なるべく同じ時間に寝る。起きる。
最適な睡眠時間というのは個人差があり、短い人もいれば長い人もいるのだが、一般的には7時間前後が良いとされている。
何より大事なのが寝る時間と起きる時間をなるべく揃えることである。
私の場合、0時~1時に寝て、7時~8時に起きるようにしている。
すると、0時が近づくにつれ、自然に眠くなるようになるのだ。
② 運動
私は起きてストックしてあるゼロマガを読み直してアップしたら、外に出て30分のウォーキングする。
胃や腸にモノがない段階で動くのは体にとてもいい。
よく眠れるのはこのウォーキングの影響が大きいと感じる。
仕事などで、普段から体を動かす方は無理に運動する必要はないと思うが、私のように事務作業オンリーの方は、運動の習慣はマスト(必須)だ。
人間の体は動くようにできている。
太古の時代から考えると、人間が動かずに生きられるようになったのはここ最近のことで、さらにここ数年はAmazonとウーバーイーツのおかげで、未来永劫家に出ずに過ごすことも容易になっているw
というわけで動かないと血流が滞り、体のどこかしら変調をきたすように人間の体はできている。
例えば「腰が痛い」「肩が凝る」などは、直接腰や肩が悪いわけではなく、脳が運動不足だよ!って命令を出して、肩や腰に違和感が出ているケースがほとんど…と言う説もあるのだ。
何回紹介したかわからないが、この本には運動によって
1. 心血管系を強くする
2. 燃料を調整する
3. 肥満を防ぐ
4. ストレスの閾値を上げる
5. 気分を明るくする
6. 免疫系を強化する
7. 骨を強くする
8. 意欲を高める
9. ニューロンの可塑性を高める
これだけの効果があるという事実を脳神経科学の観点から徹底的に解説している。かなり骨太な本なので読まなくていい。運動は体にも脳にも必要ということだけ覚えてもらえれば。
③食事
「夜、炭水化物を摂ると太る」とはよく聞くが、あれもデマに近い。
太るかどうかは一日の「摂取カロリー」と「消費カロリー」が全てで、他の要素はほとんど関係ない。
とはいえ、胃や腸にモノが残っていると睡眠の質が下がるのは事実である。
消化にエネルギーを使ってしまうため、体が休まらず、結果的に成長ホルモンが分泌されない。
そういう意味では寝る直前に何かを食べることは太る要因と言えるかもしれない。
寝る前2~3時間前までは、何も食べないのが吉だろう。
私はリーンゲインズダイエットを実行中なので、20時以降は何も食べていない。
ただし20時前は昨日の牛角のように結構ガッツリ食べている。
④ コーヒー
私はコーヒーが大好きだ。
基本、コーヒー・水・お茶しか飲まない。
しかし睡眠の質を高めるために、夕方(17:00)以降はコーヒーを飲まないようにしている。
⑤ 仮眠
日中に疲れたな…と思ったら、私は次の3択から選ぶ。
ウォーキング・瞑想・仮眠
この3つだ。
仮眠はあまりガッツリ寝ると、夜に眠れなくなる原因になるので、タイマーをセットして20~30分横になる。
かなりスッキリする。
とはいえ15時以降に仮眠してしまうと、眠れなくなる原因になるので、私は他の選択肢から選ぶ。
⑥ 瞑想
というわけで、15時以降は瞑想だ。
瞑想は睡眠にはそこまで関係ないかもしれないのでサラッと流すが、本当に脳にいい。
一言でいうとMPを使わない「ベホイミ」と言えばわかりやすいだろうか。
時間効率を重視する、GoogleやFacebook、Amazonなどの大企業もわざわざ瞑想の時間を作るなどして、社員に瞑想を促している話はあまりに有名だ。
瞑想をすることによって、リラックス、脳の整理、集中力向上、ストレス軽減…など、語りだしたらキリがないほどの効果を得ることができる。
効能や、やり方については「瞑想」や「マインドフルネス」で検索すると出てくるので是非。
一番わかりやすかった解説動画を貼っておく↓
初心者向けの実践編はこちら↓
私は出先で疲れた時のカフェ、電車での移動中、あらゆるところで瞑想をする。本当に一瞬で脳がシャキッとする。
10分の瞑想は3時間の睡眠に匹敵するらしい。
瞑想は宗教でもスピリチュアルななにかでもなく、ハッキリとベホイミの効果を実感できる現代の魔法だ。
⑦ 風呂
寝る1・2時間前にお風呂に入る。
この暑い時期でもシャワーではなく、必ず湯船にお湯を貯めるのだ。
風呂は圧力・浮力・温度のトリプルアタックで、体を癒やしにくる。
リラックス効果で副交換神経が高まり、また体温を一時的に上げ、下がっていくときに眠気がくるようになっている。
また最近はいろんな入浴剤を試している。
この時期におすすめなのが…
メディキュアのこれ。
涼しげでいい。
温めのお湯でもいいので、なるべく長く浸かって体を温めよう。
⑧ 読書
とどめは読書だ。
読書の良さはこの記事でとつとつと語った。
(無料記事です)
寝る前にテレビ・パソコン・スマホを見るなと言われても、現代人には無理だろう。私には無理だ。
というわけで無理にでも何か他のことをしないといけない…というわけで読書である。
間接照明の元で読書をしていると、確実に眠くなっていく。
この状態まで持ってくることができれば、もう朝まで続く100%の快眠が保証されたようなものだ。
⑨ 寝具
快適な睡眠のためには寝具も整えないといけない。
私は寝具にもこだわっていて、合うかはわからないが…
じぶんまくら(オーダーメイド)を買い、今の時期は、枕カバー・掛け布団・敷布団全て冷感マットにしている。ひんやりしてとても気持ちいい。
さらに言うとカーテンは遮光カーテンだし、枕元にアイマスクやクリスタルガイザーのペットボトルも置いてある。
まとめ
どうだろう。
いかに私が睡眠に対して本気で取り組んできたか伝わっただろうか?
そのおかげでこの数ヶ月は途中で起きることも一切ないし、朝は自然に目が覚めるし、日中は集中して仕事に取り組めている。
かなり睡眠の質は向上していると言える。
残念ながら今年のヴェストワンカップは中止になってしまったが、これからどんな大会に出てもベストパフォーマンスを出せるだろう。
睡眠は全ての土台である。
起きている時間のことを取り組む前に、休む時間を本気で考える必要があるのではないだろうか。
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