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ZEROの反省ノート【麻雀】
天鳳を打ちながら、後から振り返るために付けているこのメモ。
振り返りのためはもちろん、ここに書く記事のネタにもなるのが大きい。
そこで今日は数々のメモから、皆さんの役に立つような選択をお届けしていきたいと思う。
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① ZEROばあちゃんの知恵袋
高めタンピンのイーシャンテンで9pツモ。
9pは8pのノーチャンスであり(ほぼ)安全牌だ。
南は3枚見えているので完全安全牌。
さて、どっち切る?
ZEROの選択
打南。
ぶっちゃけどっち切っても同じように見えるかもしれない。
しかし、これは習慣づけておくべき公式だ。
同じ安全なら 数牌>字牌
どっちを切っても安全なら、必ず数牌を残す。
なぜなら、数牌切りリーチとなった時、切った数牌の周りを警戒してもらえるからである。
その点、字牌切りリーチは整っていたんだな、と推測されてしまう。
たとえば本譜の場合、9pを切ってリーチを打つと、8pトイツかな?とか7p危ないかな?と少なからずピンズの上に意識が向かう。
今回は実際に8pがトイツだからイマイチだけど、本来与えられるべきでない情報を与えることにより、相手のミスを誘発する可能性があるのだ。
いや、はっきりいって効果の程は怪しいよ。
おばあちゃんの知恵袋の方が役に立つ。
でも同じ安全ならリスクはZEROだ。
リスクがZEROなら少しでも相手がミスをする可能性のある選択をとるべきだろう。(本譜は9p単騎に刺さりうるからZEROじゃないけど)
私はずっと 同じ安全なら 数牌>字牌 この公式を守り続けてきた。
② 形に引きずられない
まずは何切るを1問。
10年前までは、打2mが主流だった。
「弱い部分(244p)を厚く持て!」
なんて言ったりね。実際、瞬間の受け入れは打2mが一番広い。
それがこの10年で打2pの良さが見直されてきた。
まず打2mが一番広いと言っても、たかだか2枚の差だ。
打2pが打2mを上回るのは、イーシャンテンの時である。
具体的に言うと、778pの部分が完成した時。
ツモ9pときた例↓
打2m(上)は残した2pが完全に遊び牌になってしまっている。
おい、遊んでんじゃねーよと。ニートかよと。
一方で打2p(下)は7pを切って完全イーシャンテンになる。
この時点でテンパイ受け入れに4枚の差がついている。
いわゆるイーシャンテンピーク理論とやつだ。
リャンシャンテンの時の2枚差よりもイーシャンテンの時の4枚差を重視しましょうね、というのがこの理論の骨子。
31枚対29枚の2枚差は気にするほどではないが、19枚対15枚の4枚のほうは死活問題なのだ。
だからこの牌姿からは…
打2pとするのが私の基本フォームである。
(ツモ4pでも差が付きますね)
緊急でアンケートをとってみたら
2mと2pが競っているね。
いずれにせよ、微差であることは間違いない。
この牌姿は完全イーシャンテンといってもピンフが絡むのでまずます微差になるが
1つアンコにするとかなり打2pに寄る。
1つアンコにすると今度は三暗刻が絡んでくるのよね。
大切なのは、選択間にどういうメリット・デメリットがあるのかを知ること。そしてその知識を実戦に対応しながら活かすこと。
前置きが長くなった。
少しずれているが、同じ形がきたのだ。
私は「これが現代流!」と
打8mとした。
メモには
形は8mだけど、タンピンが確定する7mのカロリーが高い!
バカ!アホ!
と書いてある。
後悔先に立たずとはこのことか。
基本フォームは基本フォームでいい。
しかし、微差であることと場面に対応することが大事で、ここは完全イーシャンテンよりも7mツモの激痛度が上回るので、打1mとすべきだった。
③ 毎度おなじみ鳴き読み
下家の仕掛けに注目。
ホンイツがプンプンと臭う下家は1mを手出ししてきた。(白ポン→南)
しかし私はこの1mの手出しをみて、1mを切る前はノーテン、もしかしたら今もノーテンの可能性があると感じた。
なぜか
この3mが「即鳴き」だったのだ。
即鳴きに関してはこの記事をどうぞ
この即鳴きによって、2mを持っていないことが確定。
その後、いくつかの手出しを挟んでいるので確定的なことは言えないが、2mを持っていなかったということは、あの1mは孤立牌だったのでは?と読める。
つまりマンズの下は通りそう。
ドラ9mに7mをくっつけたカン8m待ちが一番ありそう。
もしくはまだノーテンということもありそう。
私はそんなことを考えた。
実際は
ノーテンだった。
さて、もう少し書きたいことがあったが、残念ながらここでタイムアップ。
また明日お会いしましょう。
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