5ブロックに構えないと気持ちが悪い【麻雀】
ゼロマガではしつこいくらい出てくる「早め5ブロック打法」
昔は全く使っていなかったんだよ。こいつ。
自然とやっている人はいたけど、戦術として確立もされていなかったような。
「早め5ブロック打法」はどんな手牌で使うかというと
このような手牌。
私はここからなんと6sを切った。
この手牌を分解すると6ブロックある。↓
使う5ブロックを早めに決め、余ったスペースで安全牌や打点アップのタネを持つことができるのがメリット。
この手牌で言うと、南を切ると次に有効牌を引くまでずっと6ブロックで進行しないといけない。
一方で68sと切っていくと2牌の余裕が生まれる。
この「2牌連打できる」というのがミソで、中盤に差し掛かるにつれ、この2牌がめちゃくちゃ大きい。
とはいえ
3巡目で発動するのは少し弱気すぎる。
68sはダイレクトのツモ7sだけでなく、ツモ568sで強ターツになる。
あと3巡遅かったら打6s(8s)で良いと思う。
配牌は打南有利で、どこかの巡目で打8s有利に切り替わって、さらに進むと打6sが有利になるはず。
打8s有利区間は相当短いだろうけど。(6sという脂っこい牌を残すロスに対し、メリットはツモ5sだけ。一応ツモ4sでリャンカンにはなるけども。)
早め5ブロックに構えないと気持ち悪くなる体になってしまった。
ターツに差があったら巡目に関わらず5ブロックに構えてしまうように。
今回で言うと、ドラが1sだから12sと68sに差があるということね。
常にパンパン(6ブロック)もダメで、常にスリム(早め5ブロック)もダメ。どこかで損益分岐点を探っていかないといけない。
では次の手牌はどうか。
私は打2mとした。
手が悪ければ悪いほど早め5ブロック寄りになる。
2mを切って3mを引いたところで、痛いは痛いけど愚形ばかりでドラも赤もないこの手牌ではロスも限定的だ。
いっそ4m切りゃよかった。
もう1つ、これはどうか。
むむっ。
これは4m切って5mをツモってきたら悶え苦しんでしまう。
こんな麗しいテンパイを逃してしまうかもしれない。
かといって23sもドラ受けリャンメンなので高打点のタネと言える。
巡目的には早め5ブロックしたいところだが、この素材なら…
パンパンに構えるぜ!
二段目に差し掛かるのに誰にも通っていない46mという牌を抱えることのリスクの大きさたるや…おーこわ。
全く有効牌が引けないまま迎えた9巡目…。
ふむ…ふむふむ。
もう無理!持てねー!(>_<)
46mを払いきった直後に2軒リーチだと。↓
見よ!右に携える、勇ましい字牌たちを!( ー`дー´)キリッ
(顔文字使うとおっさん…というか、いよいよ福地センセーみたいだな。)
あそこで早め5ブロックに構えていなかったら、今頃安牌ZEROの地獄絵図だったよ!
というわけで、早め5ブロック打法は、早すぎると手数が減るし、遅すぎると押し返せなくなり手詰まったりもする。
手牌にもよるけど1段目後半が分岐点になるんじゃないかなーと思っている。
悪いときほどスリムに…って一見逆だから難しいですよね。
そこまでではないぞw
たしかにツモ4sはリャンカンになりますね。
ドラが1sだから省略しました。
世の中が落ち着いたらフェアリー呼んでください!
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