Mリーグのトレンドが変わりつつある件
ずんたん大好き
あまり考えたことなかったが、Mリーグで誰が1番好きかと聞かれたら私は村上淳プロと答えるかもしれない。
観戦記を書く時はなるべく公平な目で見ているつもりなのに、気がついたらいつもずんたんを取り上げてしまっているという。
好きな理由としては、まず世代が近いこと。
プロ時代の話
この記事にも書いたように、私がプロになったあのときから今日まで麻雀への情熱を持ち続けていたら俺も今頃は…と「たられば」を考えてしまう。
村上の活躍に、つい自分のたらればを重ねてしまうのだ。
こないだ、忙しいだろうな…と恐縮しながらも打牌について質問したら、
1の質問に10返ってくる感じで、嬉々として麻雀の話を語ってくれた。
骨の髄まで麻雀バカだし、それでいて話しかけやすい雰囲気を持っている。
いろんな意味で親近感が湧くのだ。
Mリーグのフーロ率
そんなずんたん大好きな私だが、初年度、村上の麻雀は赤入りに合っていない…とも感じていた。
村上に限らず、多くの人が感じているのではないだろうか。
「赤入りで、あんなに悠長に高打点を狙っていいのか」
「Mリーグのフーロ率はなんでこんなに低いのだろう、もっと鳴けばいいのに」
「字牌切れ」
普段からネット麻雀やフリーなどで赤入り麻雀を打っている人の多くは、Mリーグでの麻雀に違和感を覚えたはずだ。
Mリーグの昨年のレギュラーシーズンのフーロ率を調べると、平均で
20.176%
と出た。(データ元・Mリーグ成績速報(非公式)さん)
一方でオンライン麻雀天鳳、鳳凰卓での平均を計算すると
34.917%
になった。
20%と35%、トップ取りとラス回避との差はあれど、同じ赤入り麻雀とは思えないフーロ率の差だ。
今季までのトータル成績をみてもらいたい。
(11/12までのデータ)
村上・近藤・黒沢・滝沢
勝てるわけがない、と思っていた「堅守・門前高打点派」の面々が、軒並み好成績を挙げている。
なお4人のフーロ率は
村上 13.2%
近藤 13.5%
滝沢 14.2%
黒沢 8.4%
(昨季・レギュラーシーズン)
平均よりも遥かに低い。
その一方で、この中ではフーロやリーチの基準が一般の感覚に近い
石橋・園田・前原・内川
といった打ち手たちがマイナスを喰らっている。
我らが天鳳民の星朝倉もまさかのマイナスである。
石橋 28.1%
園田 31.3%
内川 19.8%
前原 26.0%
朝倉 25.9%
(昨季・レギュラーシーズン)
「フーロ・速攻型」で勝っているのは小林くらいか。
関係ないけど寿人凄いな…。
勝つ時は爆発しているけど、不発ばっかりで負けている印象が強い。
(特にシーズン序盤)
少なくとも559ptも勝っているイメージがない。
我々に近い「フーロ・速攻型」が、Mリーグの舞台で結果を残しづらいのはなぜだろう。
Mリーグが「堅守・高打点型」有利な理由
理由として考えられるのは
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