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高い色とか安い色ってあるの?【麻雀】★★~★★★

色を支配する…というと、響きが少しいやらしいわね。
って書き出しにしようと思ったけど、たしか当大介も同じこと言ってた気がする。

当大介とはノーマーク爆牌党に出てきたキャラである。
そしてノーマーク爆牌党とは、片山まさゆき先生の伝説的作品。

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先生自身は「僕の代表作は『打姫オバカミーコ』」と語っているが、ノーマーク爆牌党こそ志向!と主張するファンも多い。
私もその1人で、連載時は主人公・爆岡の一挙一投足に注目し、勝負の行方をハラハラと見守ったものだ。
日本中の麻雀ファンが熱狂の渦に引きずり込まれていたと思う。

(Kindle版貼っとこ)

もちろん、オバカミーコも素晴らしい作品なんだけどね。

さて、そのノーマーク爆牌党の中で、「色の支配」「支配色」という言葉が出てくる。もう1人の主人公である鉄壁保がこの「支配色」を駆使して最強の打ち手、爆岡に立ち向かうのがストーリの軸となっているのだ。

「支配色」はマンガの中の話ではない。
強者の配信を見ていても、よく「マンズが高い」とか「ピンズが安い」と言った言葉を口にしている。

果たして、色の支配はなぜ存在するのか。
存在するなら、どういう時に利用すればいいのか。


今回は色の支配について解説していく。

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本当に差はあるのか

牌図①

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頭ができて、カン2mとカン2sのどちらを払うかという場面。

牌効率的には打1m。
全く関係ないような78mという部分が悪影響を及ぼしている。

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