〇〇はNG?喜ばれる女流プロへのプレゼントとは【コラム】
ゲストに来ている推し女流さんに何かしらのプレゼントをあげたいという気持ちになるのは自然である。
では、何をプレゼントすれば喜ばれるのだろうか。
逆に困るものはあるのだろうか。
私の考えの後に、実際に複数の女流さんに取材したものを書いていく。
==================
贈り物不要の時代
日本には贈答文化が根強く残っている。
お年玉・年賀状・お歳暮…などに始まり、旅行へ行けばお土産を買い、引っ越しとか入学などの節目にお祝い品を贈り、お世話になっている人に会う度に「つまらないものですが…」と手土産を渡す。
「つまらないもの」を渡すなよ!
と突っ込みたくなったのは私だけではあるまい。
しかし、今は贈り物不要の時代になりつつある。
理由は2つ。
① モノで溢れている
例えばお土産。
旅行の帰りの駅で、家族あるいは職場の同僚の顔を思い出し、慌てて大量のお土産を買い込んだ経験は誰にでもあるはず。
しかし今は家にいてもAmazonなどで何でも買える時代だ。
ご当地グルメだってわざわざご当地に行かなくても調べれば買えてしまうのだ。
わざわざ疲れた体で重い荷物を持ってまで運ばなくてもいい。
現代は「欲しいけど買えないもの」というのは金銭的に高いもの以外はない。だからこそ、相手が心から喜んでもらえるものを選ぶのは難しい時代なのだ。
② 贈与は負担になる
プレゼントを受け取ると心の負担になる。
サンタクロースが子供にプレゼントするという文化は、日本だけではなく世界中に広まっている。
差出人を架空の人物にすることで、受取人の負担が減ることがミソだ。
子供は差出人がサンタクロースだからこそ、心から欲しいものを気兼ねなくリクエストできるし、差出人の正体である親も気持ちよくプレゼントできる。
この本に書いてあった。
プレゼントを受け取った側は無意識のうちに「お返しをしなきゃ」という心理になり、それは負担になる。
そのプレゼントが欲しいものでなくても同じ。
要らないものを受け取って、さらに負担になる。
Win-Winであるはずの贈り物がLose-Loseになってしまうという惨劇が各地で起きてしまっている。
何を渡すべきか
プレゼントは時代遅れと言われても、なんとか力になりたい、その気持ちを伝えたい、というのもわかる。
かくいう私も、人と会う度に何かしらプレゼントできないか考えているし、実際に女流さんに何度もプレゼントしてきた。
全く下心がないと言えば嘘になるが、どちらかというと孫を見守るおじいちゃんの気持ちに近い。
それらの経験を元に、何を渡せばよいのか、さらに何を渡すのがよくないのかを考えていこう。
まず食べ物はよくない。
噂では、ファンからもらった食べ物はその場で「ありがと~!」と嬉しそうに受け取るものの、バックヤードで全部スタッフにあげちゃうとか、中には捨ててしまう女流さんもいるという。
酷いように見えるかもしれないが、その人の要らないものであるなら当然の対応だ。
このご時世である。
毒が入っている、なんてことは殆どないとは思っていても、口に入れるものは警戒しておくにこしたことはない。
さらにダイエット中の女流さんだっているだろう。
お目当ての女流さんがかわいれければかわいいほど容姿に気を遣っているに違いない。
そんな女流さんに甘いお菓子をプレゼントするなんてことは、夏にカイロを渡すようなものだ。
相手のことを徹底的にリサーチしていたり、関係性ができあがっているのであれば別だが、基本食べ物は避けるようにしたい。
私はちょっと前まで、徹底して「赤福」をお土産に買うようにしていた。
赤福とは、伊勢名物の餡子餅のことね。↓
「赤福」=「ZEROさん」と関連付け、思い出してもらえるようになればよいかなと。
しかし今思うと完全にデジタルアウトだったわ。
Mリーグの控室にも持っていったことがある。
多くの人が喜んでくれたが、控室には差し入れが常備されており、特に必要でもない。
松嶋の桃ちゃんがバクバク食べてくれたのは印象深くて嬉しかったけど、トータルで自己満足以外の何物でもなかったなと今では思う。
あと、残るものもダメだ。
要らない時に処分に困る。
被災地に送る千羽鶴、バイトを辞める際の寄せ書き、と同じだ。
断捨離の時代に相手のモノを増やしてしまう行為は善意の押しつけになってしまう。
食べ物はダメで、残ってしまうものもダメ。
では何が喜ばれるか。
それは口に入れない消耗品である。
これがファイナルアンサーだ。
好みが分かれるコスメグッズのようなものは避け、必ず使ってくれる物がよい。
仲田加南プロが書いた、私の思う人気差し入れランキングを見てみよう。
1・バスグッズ
(入浴剤など)
これを置いて帰った子を見たことありません。女流はお風呂大好き♪
2・コスメグッズ
顔につける化粧品は好みがあるので、ハンドクリームやボディクリームが良い。
何より小さくてかさばらないので持ち帰りやすい。
3・チョコレート
甘いもの嫌いだとアウトですが、バレンタインデーが盛り上がる理由は、女性自身がチョコレート好きだからだという私の持論。期限を気にしなくていいのが◎
マカロンなど、小さくて日保ちするお菓子もいいですね。
引用元→贈り物の話(仲田加南プロのブログ)
1・バスグッズ
私はこれを読んでからというもの、親交のある女流プロには大抵入浴剤を送るようになった。
↑ これね。
バスグッズの何がいいって、これを使う時は裸であることだ。
裸のときに、もしかしたら私のことを思い出してくれると考えたら、ちょっと興奮するではないか。
こんなことを書いたら、次に誰かに渡す時に気持ち悪い!ってなりそうで渡しづらくなってしまったではないか。まぁいいや。
冗談はさておき、人間誰もが風呂に入る。
仲田プロの言う通り、風呂好きの女性は多い。
受け取ってくれた相手にも概ね好評である。
2・コスメグッズ
避けろと言ったコスメグッズが2位。
ただ仲田プロも顔につけるようなものはNGで、誰もが使うようなハンドクリームやボディクリームが良いと指南してくれている。
カバンに入りやすい小さいものがよいだろう。
3・チョコレート
甘いものもNGだったけど、小さくて日持ちのするチョコレートはいいのかもしれない。ダイエット中でないことを確認して渡すのがベター。
他にもアイマスクや冷えピタ、タオルなんかもアリかもしれない。
タオルは「雑巾にでもして」と言って渡せば良い。
実際に聞いてみた
おっさんがああだこうだと考えているのは気持ちが悪い。
そこで現役の女流さんに突撃してみた。
最後までお読み頂きありがとうございました! ↓スキすると毎回違うメッセージが表示されます!