筋と先切りのマタギ、どっちが安全?【麻雀】★~★★
渾身のおもしろTweetは確実に滑るのに
こういう雑なツッコミが割とウケるからTwitterは難しい。
このTweetは、よく使われる数字のマジックに突っ込んだけであり、麻雀において「オリ」が重要なのは間違っていない。
手詰まったときに、より安全な牌を切る技術は、アガリ率を高める技術と同程度に大切な技術だろう。
手詰まったときだけではない。
牌図①
牌図①のように、「先切りマタギ」の3mか「筋」の3pのトイツを切って攻めたい場面でも、どちらが安全なのか、という知識が必要になってくる。
多くの本で数字が出されているものの「先切りマタギ」と「筋」にもそれぞれに強度があって、そういった場合分けをしていくとキリがない。
例えば「先切りマタギ」は
・その牌のあとにいくつ手出しがあったのか
・その手出しの中に字牌があったのか
・先切りを好む打ち手なのか
で強度が変わってくるし、「筋」も
・いくつ前の手出しなのか、モロヒなのか
で強度が変わってくる。
この記事では数字を取り上げつつも、なぜ先切りマタギが筋と比較されるほど安全なのか、という概念的な話も書いていきたい。
なぜ先切りマタギは安全なのか
「先切りマタギ」とはリーチ宣言牌より前に切ってある牌の外側の牌、つまり
2が先に切ってある1
3が先に切ってある2
などの牌を指す。
なぜこれらが筋と比較されるほど安全かと言うと「基本的にリャンメンでしか当たらない」からである。
もう一度牌図①
筋の3pは「カン3p」や「ペン3p」が十分ありうるのに対し、先切りマタギの3mは「カン3m」「ペン3m」で当たる可能性が低い。
1~2シャンテンの段階で、手役が絡んでいない限り244mや124mから4mを切るとは思えないからだ。
そして「リャンメンでしか当たらない」とすると、リーチ打つ前に入っている可能性も高くなる。
例えば
こんな手から4mを切ってリャンメン固定したとすると、テンパイするまでに25mは入っている可能性が高い。
リャンメンだけに先に入る確率が高いといえるのだ。
ただし…
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