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100%通る鳴き読み!の亜種【麻雀】★★★
1日更新するのをサボったら、1週間以上経っていた。
恐ろしい。何があったんだ。
さて、このツイート。
珍しいのに遭遇した。
— ヨーテル♠️第18天鳳位 (@yoteru11) February 17, 2021
上家が7mをチーして打8m
この時点で上家に対し、現物や4枚見えの字など物理的に通る牌以外で、もう一種類通せる牌があります。
さてそれは何か?
後、この問題どのくらい有名になってるのか気になる…… pic.twitter.com/AbNo6jhWyX
急に教祖様キャラになったyoteru天鳳位のもの。
7mチー→打8mに通る牌はあるか。
仕掛け①
正解は5m。
見かける頻度は多い上、条件もなく、例外がほとんどない。…という有用な鳴き読み。
↑の記事で、理屈や数少ない例外、練習問題まで書いてあるので、わからない方は是非読んでみて。
ここでは(なぜ5mが通るか?)の説明は省く。
ちなみに
仕掛け②
こう晒したら8mが絶対通る。
この鳴き読みはもう知っているか知らないかの差だけであり、頭に叩き込んでおけば仕掛けを見るだけで通る牌が浮かび上がってくるようになる。
ただ半年前にあの記事を書いてから、この鳴き読みが役に立ったことは一度もない。
仕掛け自体は何百と見てきた。
ただその仕掛けを見て(あ、今なら5mが絶対通るな)と思っても、5mが切りたい状況になることがほとんどないのである。
鳴き読みなんてそんなものだ。
役に立つ可能性は限りなく低いけど、役に立つその一瞬のために相手の鳴きを凝視し続けなければならない。
ここからが本題。
みなさんは、この鳴き読みに亜種があることをご存知だろうか。
具体的に牌図を出すと…
仕掛け③
7mではなく4mチーでも、とある条件を満たせば5mがほぼ100%通せるのだ。
その条件とは「直前に7mが通っていること」である。
なぜ通るか。
25mで当たるケースを逆再生で考えてみる。
34m + 568m → 34568m
7m当たっているじゃん!
となる。
タンキ・シャボ・カンチャンで試してみても、同様に7mが当たり牌になる。
ようは
仕掛け①(上)と仕掛け③(下)は、持っている牌は全く同じ。
仕掛け①(上)は7mをロンではなくチーしたことが読みの根拠となっていて、仕掛け③(下)でも7mさえ通っていれば同じように使えるよ、というだけのシンプルな話なのだ。
またいくつかの練習問題を作ろうかと思ったけど、切った牌の筋が通るだけの問題だもんなぁ…と思ってヤメ。
実戦中に使うためには、仕掛けを見た瞬間に気付くことが大事。
気付くためにはしっかりと毎回仕掛けをみることが大事。
さっきの記事はゼロマガの中でも5指に入るくらい売れた記事なんだけど、あの記事でこの鳴き読みを知った!という人の中で、実戦中に(あ、これゼロの記事で見たやつだ!)と気付ける人はほんの一握りだと思っている。
大半はすでに忘れているんじゃないかな。
それくらいインプットだけでは頭に定着しない。
アウトプット…それも一歩目のアウトプットが大切なのだ。
1回気付けば、もうしめたもの。
仕掛けを見た瞬間に体が反応するようになる。
今回紹介した亜種を含めて、是非定着させていこう!
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