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【緊急差し替え】ゼロマガ終了の危機

エマージェンシー

緊急事態だ。
天鳳八段坂、ようやく原点に戻ったと思いきや、運命なのか大殺界なのか、はたまた福地誠という落ち武者の怨念かわからないが、ここ数日で

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205/3200ptまで減らしてしまった。

降段したらゼロマガを辞めると宣言した。
原点に戻った時は安泰だと感じていたが、終わりが現実的になってきた。

6月に開始して以来の半年間、ゼロマガが生活の大半を占めるようになった。降段ネタで1記事書けるな、と思うほどにはゼロマガ脳になっている。

毎日読者に何を届けられるのか、何がウケるのか、を考え、そして自分は何が書きたいのかを自問自答した。
こんなに1つの仕事に没頭した半年間は、怠惰な人生を送ってきた私にとっては初めての体験であり、とても新鮮な期間だった。

人並みの収入だけでなく、胸を張って人様のために働いているという誇りを持って生きることができた。

「何をされているんですか?」
の質問に堂々と
「フリーライターです(キリッ)」
と答えていたのだ。

「頼むから辞めないでくれ」
という読者様からのDMも何件か届いた。
そういうDMを読んでいると、600人の読者を裏切ることになるのかな、と感じ、胸が痛くなる。

特に申し訳ないのが、今月から雇い始めたアシスタントの本長プロだ。

一方でゼロマガのビジネスモデルとしてはどうなんだろうな、とも感じる。
毎日、自分の中から役に立つことを生産し続けるのには限界がある。
今のところの手応えとしては、まだまだネタに枯渇することはなさそうだが、じゃあこれが半年後、もう半年後となったときにどうだろうか。

以前話したことのある戦術やネタを、その時思いついた違う表現で書くことを繰り返すだけになる気もする。

YouTubeで言うと、私はよく「書籍要約チャンネル」や「映画要約チャンネル」を見る。
他人の作品を自分のフィルターを通して紹介していて、「他のものを自分が噛み砕く」というのは長期的なビジネスモデルとして優れているなと感じる。(版権に抵触していない限り、の話だが)
オリラジの中田さんがそうだよね。
難しい本を中田さんのフィルターを通してわかりやすく解説している。
あとはホリエモンが時事を斬ったりね。

麻雀界で言うと、トッシィさんの雀荘巡りがそう。
方向性がハッキリしている。

どんな波乱万丈な人生を送っていても、1人の経験には限界がある。
毎日新鮮で、衝撃的で、役に立つものを、自分の中だけで書き続けることは無理なのだ。

やる気に満ち溢れていた初月、なんとなく毎日更新を掲げ、そのやる気を維持したまま、ここまで走り続けてきた。
どの月のマガジンを買っても質に差はない。
半年間、記事の作成に全力を尽くしてきたと胸を張って言い切れる。
しかし、お金をとれる記事を生産し続けることに慣れたきたものの、それがプレッシャーになり、疲弊してきたのも事実だ。

ネタの枯渇を感じたり、質の低下を感じたり、騙し騙しやっていることを自分で感じとれたら、降段とか関係なくしっかりやめよう、とそこだけは自分に言い聞かせていた。
読者を騙してまで続けたくはない。

仮に降段してしまっても、1つの形態が終わるだけで、私は何かしらの形で麻雀に関わり続けるし、文章も書き続ける。
そんなに深刻な問題ではない。

なぁに、なんか終わった体で話したけど、まだ終わると決まったわけではないさ。
俺はブラウザを全て閉じ、そっと予約ボタンを押した。

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