メンゼンからの大明槓はご法度か?【麻雀】★~★★
メンゼンからの大明槓はNG行為
既に暗刻で抱えている牌を明槓(ミンカン)することを大明槓(ダイミンカン)という。
メンゼンから大明槓をすることは、タブーとされている。
例えばこんな手牌。↓
牌図①
牌図①は中が出てもスルーする。
大明槓をする理由は「打点アップ」に他ならないが、牌図①はもとから中ドラ1で、メンゼンで3200鳴いても2600ある。
カンしたところで…新ドラが乗らない限りは2600か3200にしかならない。
このように牌図①のような手なら大明槓するよりも、メンゼンでリーチを目指したほうが遥かに「打点アップ」という目的に即している。
リーチによる一発や裏ドラだけではなく、三暗刻や四暗刻の可能性もある。
ではメンゼンリーチの目指せない手牌だったらどうだろう?
牌図②
牌図②のように少しリーチが遠い場合は、なおさらメンゼンからの大明槓は控えるべきである。
新ドラは共通の権利だが、裏ドラはメンゼン者だけの権利になる。
カンには「有利な人をより有利に、不利な人をより不利にする」という効果があるのだ。
勇者にバイキルト、スライムにルカナンを唱えて戦うようなものである。
「自分の手が良い時も悪いときもメンゼンからの大明槓はしない」
これが基本原則。
ここまでが★の内容である。
基本原則はあくまでも基本原則であり、メンゼンからの大明槓がプラスになる例外もある。
以下は★★の内容で、例外的な場面として、メンゼンからの大明槓をすべき場面を3つ紹介する。
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